 | 「さよなら、さよならハリウッド」の記憶も新しいウディ・アレン監督による、ちょっと小粋なロマンティック・コメディです。 舞台はもちろんアレンの好きなニューヨーク。メリンダという女性が、マンハッタンで体験する“喜”と“悲”のラブ・ストーリーでした。 ふたつのストーリーうち、“どちらが本当の人生を映し出すことが出来るか”というテーマを軸に、恋多き男女のストーリーが絡み合いながら、なんとも不思議な時空間を作り出していました。 メリンダ役には「ピッチブラック」のラダ・ミッチェルが扮しています、はじめは「えっ、ラダ・ミッチェル」って感じでしたが、キュートで色っぽい恋多き女、メリンダを上手に演じています。「トレインスポッティング」のジョニー・リー・ミラー、「ブラウン・バニー」のクロエ・セヴィニー、「エルフ 〜サンタの国からやってきた〜 」のウィル・フェレルらの共演も豪華でした。
マンハッタンの劇作家たちが、思いつきで描き始めた2種類のラブ・ストーリー。不倫を経験したメリンダ(ラダ・ミッチェル)は、同じアパートに住む映画監督のスーザン(アマンダ・ピート)と、その夫で売れない俳優のボビー(ウィル・フェレル)の2人が催すパーティーに参加。スーザンらはそこに出席しているリッチマンに新作の資金調達をしようと躍起になっていた。それを尻目にメリンダはひとりのピアニストに恋をしてしまう。やがてメリンダは、高校時代の友だち、ローレルの家に辿り着く…。
まさかアレンの作品だとは思いませんでした、作風が非常に似ているから意識して作られたんだなぁとは思っていましたが。まさかアレンが監督しているとは、思いませんでした。 確かにタッチや作風、ウィル・フェレルの役どころなんかアレンそのものとも言えるけど、今回のこの作品「メリンダとメリンダ」はあんまり面白くはなかったかな?? ウィル・フェレルの演技も悪くないけどアレンの真似に見えるし、クロエ・セヴィニーも良かったけどイマイチ。 メリンダを演じたラダ・ミッチェルだけが良かったかな、凄く目立ちました。 全体的に中途半端感は残りましたがお勧めします、まあまあ面白いアレン映画でした。
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