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「キス★キス★バン★バン」をお勧めします。

もっと早く似見たかったのですが、やっと見られました。

画像:kisskissbanban01.jpg説明
この映画、早く見たい見たいと思っていました、「ラブ・アクチュアリー」で'Martine McCutcheon' の存在に気づき、この「キス★キス★バン★バン 」にも出ているとのことだったので、放送されるのを待ちました。
しかしナカナカ放送されませんでした、2000年に公開された映画なのに・・・・・、でも待った甲斐はありました!!マルティン・マカッチョン も素敵だったし、映画も結構面白かったです。
昔気質の元殺し屋と、33年間世間を知らずに育った子供のままの男との、奇妙な心の交流を異色のハードボイルド調に描いた作品でした。
「007」シリーズと「チキ・チキ・バン・バン」にオマージュを捧げつつ、対照的な2人の男の間に、徐々に友情が芽生えていくさまをコミカルかつノスタルジックに描いていました。
監督はイギリスの新鋭スチュワート・サッグ。主演は"悪人顔"のステラン・スカルスゲールドにポール・ベタニー。今は亡き"ショーン・ペン"の弟クリス・ペンに「ラブ・アクチュアリー」のマルティン・マカッチョン、同じく「ラブ・アクチュアリー」からシエンナ・ギロリー も出ていました。
 

フィリックス(ステラン・スカルスゲールド)はかつて、このロンドンを根城に活動する組織の中でNo.1の殺し屋だった。だが、最近歳と共に腕の衰えを自覚してきた彼は、25年務めてきたこの稼業から足を洗うことを決意、弟子ジミー(ポール・ベタニー)に後を継がせて引退する。しかし、“殺し屋は死ぬまで殺し屋”という掟を破ったとして組織のボスはフィリックスの殺害を画策する。その頃、フィリックスは生活していくために新たな職に就こうとしていた。知り合いのアンティーク密輸業者に持ちかけられたその仕事とは、33年間一歩も外に出すことなく大事に育てられた息子ババ(クリス・ペン)の子守というものだった。



なかなかナタリー(ここではミアですが)ことマルティン・マルカッチョンが出てこないのでヤキモキしましたが、映画自体が面白かったので楽しめました。
ステラン・スカルスゲールドが腕利きの殺し屋フィリックスを演じていましたが、「これが"凄腕の殺し屋??"」って感じも最初に受けましたが、顔が恐いし凄腕でもどうでも良かったので(彼の仕事仲間の中では凄腕でしたが)、どうでもいいことでした。
ジェニファー・コネリーの旦那で、「ドッグヴィル」や「ビューティフル・マインド」でお馴染みのポール・ベタニーも、映画内唯一の二枚目と言えるイケメンぶりと役どころで頑張ってました。
昔は「ジェニファー・コネリーこんな男のどこにホレたんだよ??」と思ってしまいましたが、最近はとてもカッコイイですよね、色もすんごく白いし。
そのポール・ベタニーの恋人役の"銃の名手"の殺し屋に、「ラブ・アクチュアリー」や「バイオハザード2」のシエンナ・ギロリーがあたっていました、なんかイキイキとして楽しそうでした、「バイオハザード2」のジル・バレンタイン役と同じようにこういう役がシエンナには向いているようでした。
そしてこの「キス★キス★バン★バン」は、ショーン・ペンの弟で「レザボア・ドッグス」や「トゥルー・ロマンス 」でお馴染みの、今は亡きクリス・ペンが出演していましたね。
これまでは「太っちょの少し抜けたギャングのチンピラ」というような役どころが目立っていましたが、この作品では体型は変えられないので太っちょでしたが、彼の素晴らしい一面が見られたように思える役でした。
2006年の1月にサンタモニカの自宅で遺体となって発見されたのですが、死因は発表されていません、原因は心臓肥大と薬物使用と見られていますが、惜しい俳優を亡くしてしまったと思います。
「キス★キス★バン★バン」では、33年間過保護に育てられた子供のような"ババ"を演じていますが、凄く上手に哀愁タップリに演じてましたよ、ホントに良かったです。
そして念願のマルティン・マルカッチョン、ナカナカ出てこなくて心肺しましたが、"ミア"というキュートな女の子の役で出演していました、凄く可愛かったです!!
中盤過ぎに出てくる女の子役で、ババの恋人になる”ミア役”を演じています、年齢も撮影時は22・3で若くて美しく、演技も実にスムーズでこちらも楽しそうに演じてました。
歌を歌うシーンがあるんですが、 凄く上手かったですね、歌手だから当たり前と言えば当たり前なんですけどね。
亡くなっちゃったけどクリス・ペンがチョット、と言うよりも大分羨ましくて頭にきましたね、いくら映画と分かっていてもムカツキました。
思いっきりマルティン・マルカッチョン目当てで見ましたが、映画もとても面白かったです、ホントはラストに大ドンデンで・・・・なんて期待しましたが。あれはあれで良かったです、お勧めします。