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「雪降るイヴの物語」をお勧めします。

CSIのグレッグに、「トゥルー・コーリング」のジェーソン・プリーストリーも出ています。

画像:evesnow.jpg説明
「ドゥームズデイ・ブック」で各国のSF賞を総なめにしたC・ウィリスの短編を映画化した注目作です。世界中に雪が降るという気象異変が起きたクリスマス・イヴを舞台に、アメリカ各地に暮らす様々な人々に起きた奇妙な、しかし幸せな出来事を綴った群像劇でしたね。
花嫁付添人として親友の結婚式に出席する事になった女性や、離婚した夫と息子の親権を争う女性を描いたものなど、6つのエピソードが同時進行的に語られています、さながらアメリカ版「ラブ・アクチュアリー」を狙ったのかな?設定もクリスマスでしたし。
なかなかの秀作だとは思いますよ、「ラブ・アクチュアリー」には程遠かったですが心地よい余韻を残す秀作でした。
出演は「クラッシュ」「TAXI NY」などにも出ている綺麗なジェニファー・エスポジット、TV「FBI 失踪者を追え!」のポピー・モンゴメリーなどが出演しています。CSI:科学捜査班 のグレッグのエリック・スマンダや、トゥルー・コーリングのジェーソン・プリーストリーなんかも出ていました。


 全世界で気象異常が発生し、大雪が降り始めたクリスマス・イヴ。親友ステイシー(ジュリー・アン・エメリー)の花嫁付添人を務めることになったポーラ(ポピー・モンゴメリー)だったが、実は彼女はかつて新郎ジム(デヴィッド・サトクリフ)と恋仲で、まだ彼を忘れられずにいた…。20年以上連れ添った夫をクリスマスに亡くしたベヴ(カムリン・マンハイム)は、彼を思い出す雪を見なくて済むよう、雪の降らないルイジアナを訪れていたが…。ニューヨークに暮らす作家の卵ルーク(エリック・スマンダ)は、変わり者の叔母ルラ(メアリー・タイラー・ムーア)と見よう見まねでクリスマス料理を作ることになって悪戦苦闘する。離婚して幼い息子を引き取った母ピラー(ジェニファー・エスポジット)。だが夫が判事にごり押しして、クリスマスを子供と過ごす権利を奪ってしまう。エリートビジネスマンのウォーレン(ジェーソン・プリーストリー)は、妻に出張と偽って、愛人とクリスマスを過ごそうと計画していたが…。人気が低迷し、天気予報しか仕事のないキャスターのビリー(ジョシュ・ランドール)。原稿を読むだけの仕事に慣れきっていた彼は、折からの異常気象で右往左往するはめに…。



主となる人物は多くはありませんでしたが、映画の時間が短かったので「こんなものなのかな?」って感じは少ししましたね、「ラブ・アクチュアリー」のように複雑さかつ絶妙に登場人物が絡み合っているわけでもなかったですし。
全てのストーリーに感動したわけではありませんが、”グレッグ”のルークや”アメリカの良純”ビリー、ジェニファー・エスポジット(ジェニファー・エスポジトと表記されていることもあります)の離婚したママの、ピラーのお話しには感動しました。
全てのストーリーが素晴らしいとは思わなかったですが、なかなかいい作品もありました、オムニバス・群像劇ならではの魅力かな?
お勧めします、是非クリスマス・シーズンにご覧になってみてください。