 | 前作は、「これまでにないダークな世界」と評されたみたいですね、僕も3作の中では一番好きでした。 が、この第4作で、夢のような魔法に満ちたハリー・ポッターの世界は完全に姿を消したみたいですね。 伝説の魔法競技大会を背景に、ハリーが遂に、自らの因縁と対峙します。ドラゴン、水魔、心を惑わす生きた迷宮のスリリングな死闘はもちろん見応え満点ですが、その一方で、ハリーとロンの心のすれ違い、ハーマイオニーの女性の心など、成長期のシビアな心情を織り交ぜた新しい展開を見せてくれています。 監督は、シリーズ初のイギリス人監督、「フォー・ウェディング」「モナリザ・スマイル」のマイク・ニューウェル。 シリーズ初の、そしてようやく本家のイギリス人監督となったみたいですね、「フォー・ウェディング」や「モナリザ・スマイル」のイメージはあまり感じませんでしたが。 何と言っても注目は、「声に出して呼べないあの人」、レイフ・ファインズ演じるヴォルデモードが、初めてスクリーンに人間の姿として登場するシーン。 鼻はないしまだ完全なカタチにはなっていませんが、なんとなくそうかなって思ったら、ビンゴでした。 主演は引き続きダニエル・ラドクリフ。
ハリー(ダニエル・ラドクリフ )、ロン(ルパート・グリント )、ハーマイオニー(エマ・ワトソン )の3人は無事にホグワーツ魔法学校の4年生に進級。その新学期の初日、ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン )から重大発表がなされた。100年の封印を破り、もはや伝説となった“三大魔法学校対抗試合”がホグワーツ主催で復活を遂げるというのだ。それは世界の三大魔法学校の生徒が一堂に会するなか、各校から1名ずつ選ばれた代表選手3名が魔法の力を競い合う交流戦。そしてその代表選手は立候補した生徒の中から“炎のゴブレット”が選び出す。ところが、各校の代表3名が選ばれた直後、立候補もしていなければ17歳という年齢制限にも満たない14歳のハリーがなぜか4人目の選手として選ばれてしまう。かくして、理由も分からぬまま、ハリーはこれから始まる3つの危険な試合に挑むハメになるのだった。
この映画シリーズのいい所は、は舞えも言いましたが原作を読んでない人でもそれなりに楽しめる映画になっていることです。 とくに1・2作目はクリス・コロンバスが、僕みたいな”ハリ・ポタ・マニア”じゃない人間にもやさしかったです、とても分かりやすくてよかったんですけどね・・・・。 監督がアルフォンソ・キュアロン に変わった頃からは、知らない人や素人には厳しいつくりになりましたね、「アズカバンの囚人」自体は面白かったけど。 この作品は、とくに「ハリポタ素人に冷たい」と感じました、それなりに楽しめましたが。 2時間半もの長丁場を、長いと感じさせないつくりは流石でした、特撮も凄かったし。 レイフ・ファインズ演じるヴォルデモードも、非常にイギリス的な感じでよかったかな、お勧めします。 ”ハリポタ・マニア”じゃなくても、それなりに面白かったです。 |