 | いやぁ、この作品ビデオにとっておいて良かったです、映画の紹介どおりにくだらなくてちょっぴりHでしたが、かなり大笑い出来て良かったです。 「ロード・トリップ」に似ているけど、もうちょっとマジメというかなんというか、旅の仲間に女の子が入っていたりするし、道中の過程もちょっと感じが違いました。
でもまあスマッシュ・ヒット作「ロード・トリップ」の姉妹編ともいえる青春コメディでしたね。両作とも「エボリューション」のアイヴァン・ライトマンが製作総指揮を務めました、だから「ロード・トリップ」と感じが似ているんですね。 前作では恋人の住むテキサス目指して、アメリカ大陸を縦断する大学生が描かれましたが、今作はパワーアップしてヨーロッパを横断しながらの珍道中が繰り広げられます。 リビエラのヌーディスト・ビーチにオランダの飾り窓地帯と、お約束のエッチネタから、ドイツやバチカンでのアブナイ笑いまで、ヨーロッパ各国から苦情が殺到しそうなギャグが満載でした。このくだらなさが、最大の魅力ですね、ブレッキン・メイヤーの「ロード・トリップ」も、かなり笑えますからお勧めします。 ゲスト出演するマット・デイモンの姿にも注目ですが、かなり意外な役で出演していました。でもなんでマット・デイモン、あんな役で出演したのかな、でも意外な感じで良かったです。 監督は「 ハットしてキャット 」の脚本のジェフ・シェイファー、主演は「 さよなら、僕らの夏」 のスコット・ミシュロウィック、ジェイコブ・ピッツ、双子役のミシェル・トラクテンバーグにトラヴィス・ウェスターも良かったです。 イギリスのマンUのフーリガン役の、ビール瓶のフタを目で開けるヴィニー・ジョーンズに、ドイツ娘も良かったですよ、名前が調べたけど分かりませんでした。
アメリカの大学生スコット(スコット・ミシュロウィック)は、ドイツに暮らすマイクとメールを通じて親しくなっていた。だがある時、マイクから会いたいとのメールを受け取ったスコットは、マイクがゲイだと思いこんで連絡を絶ってしまう。その後、実はメールの相手はマイクという男性ではなく、ミーカという女性であったことが判明。マイクの妹と思いこんでいた写真の美女こそがミーカと知ったスコットは、誤解を解くため悪友のクーパー(ジェイコブ・ピッツ)に、ジェニー(ミシェル・トラクテンバーグ)とジェイミー(トラヴィス・ウェスター)の双子を連れだってヨーロッパへ飛ぶ。格安ルートでロンドンに到着した彼らは一路ドイツを目指すが、その矢先凶暴なフーリガンの一団に遭遇し…。
この映画は、凄くくだらないです、でもサイコーに面白かったです。 ジェニー役のミシェル・トラクテンバーグ、凄く魅力的だけど見た子とあるなぁと思ったら、TVドラマシリーズ『吸血キラー聖少女バフィー』にバフィーの妹役で出てた娘でした、なんか納得。 スコットたち4人組の行く先々で、色々な騒動がまき起こります、イギリスではマンUのフーリガンに襲われるし、ヌーディストビーチは男ばかりでオランダではドラッグ(オランダでは合法の)と風俗三昧。 「アメリカじゃ禁止されてる酒だ。幻覚作用があるらしい」と飲む始末、蛍光色の酒「アブサン」なんて飲みたくないような・・・・・。ドイツのミーカの弟は、ヒトラーの歩き方しているし。 一番僕が笑ったのは、ルーブル美術館でのマイマーとの”○○ッ○・カンフー対決”でしたかね、一人で大笑いしてました。 他にも小ネタ万歳で、中には「バチカンなんて怒られないか?」なんて心配もしていました。 「ラストはミーカが実は男だった」とかいうオチじゃないと、コメディとして成立しないなんて意見もありましたが、僕はこれで十分すぎるぐらい笑えました。あのラストでOKでした。
くだらないけど面白いです、強力にお勧めします!
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