 | 1967年に大ヒットしたプレイボーイ映画『アルフィー』を、チャールズ・シャイア監督がリメイクしたモノです。 確かマイケル・ケインが、ジュード・ロウの役をやっていたんですよね、見たつもりでいましたがまだ未見のようでした。 オリジナルでは、軽薄だがどことなく憎めないアルフィーをマイケル・ケインが、軽やかに演じたそうですが、この作品では「他にはいないでしょう」と誰もが認める、ジュード・ロウがあたっていました。 恋の街、ニューヨークをバックに、1ミリの崩れもない美貌で、アルフィーを自分のものにしていました。ホント彼にピッタリの役だったと思います。 後半部分がオリジナルよりかなり書き加えられているそうです、ああいうラストもたまにはいいかな?と思いました。 共演には僕の女神のオスカー女優マリサ・トメイ、スーザン・サランドンが魅力的なオトナの女性で登場しています。 この「アルフィー」がきっかけで婚約したシエナ・ミラーの、ゴージャスな悪女ぶりにも注目でした、でもジュード君が浮気してサヨウナラ。まさに、映画を地で行くような感じですね。
アルフィー(ジュード・ロウ)は、極上の女性との出会いを求めて、イギリスからニューヨークに来たプレイボーイ。リムジンの運転手をしながら、リッチで美しい女性たちとの自由恋愛を楽しんでいた。アバンチュールを楽しんだ後、会いに行くのがシングルマザーのジュリー(マリサ・トメイ)だった。夜中にふらりと訪問するアルフィーを寝かせてくれ、おいしい朝食を用意してくれるジュリー。しかし、再び結婚し、家庭を築きたいジュリーは、アルフィーに別れを切り出した。1人で過ごすクリスマスを思い、愕然としたアルフィーは、初めて能動的に愛を探し始める。
やっぱりジュード・ロウは、イイオトコですよね、妖しい魅力がありますよね。 ブラピやトム君とは違って、「アラン・ドロン」に似た魅力を感じます。 「クロコダイルの涙」っていう映画があるんですが、とってもいい映画なので是非ご覧になってみてください。 ジュードはいい男なんですが、なんか不思議と逞しさは感じられないんですよね、実際に身体も大きくないし。その辺がブラピやトムとは違うのかな? マリサは出演場面は少なかったけど、今回も重要な役どころでした。この人、本当に演技も上手いし幾つになっても綺麗で可愛いですね。 でもこの映画で一際輝いていたのは、最後?の恋人を演じていたニッキー役のシエナ・ミラーだったでしょう。 実生活でもこの共演がきっかけとなり、二人はめでたくゴール・インするはずでしたが、ジュード君が前妻との子供のベビー・シッターと関係を持つという、映画さながらの行動を取ってくれたために破局。 しかしジュード君、身を持って「アルフィー」を体感してくれるとは、よほどこの役が気に入ったんでしょうね、お勧めします。
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