 | 『ワイルド・スピード』『トリプルX』の熱い男ぶりで、あっという間にトップスターへと駆け上がったヴィン・ディーゼル主演によるファミリー向けムービーです。 ヴィン・ディーゼルがファミリー映画に?と首を傾げる人も多いでしょう、僕もアクションやシリアスな作品のヴィンしか知らないから、不安でした。 おまけに彼が幼い子供の子守をするなんて・・・・・。そんな、彼と子供というギャップを利用したのがこの作品です。 子供たちのキャラクターも立っていて、ヴィン・ディーゼル相手の攻防戦(?)にも負けていなかったかな? お腹を抱えて笑った後に、ちょっぴりカンドーもできる、ヴィン・ディーゼルの魅力を上手く活かしたコメディです。見終わった後には、あのスキンヘッド姿が愛おしく感じるカモ!!! 因みに原題は「The Pacifier」といって、これは"おしゃぶり"のことだそうです。 監督は「 ウォーク・トゥ・リメンバー 」などのアダム・シャンクマン 、共演にキャロル・ケイン やローレン・グレアムなど。
ショーン・ウルフ(ヴィン・ディーゼル)はアメリカ海軍特殊部隊所属のエリート軍人。彼に新しく与えられた任務は、暗殺されたプラマー博士( テイト・ドノヴァン )の家族を守ること。ここで、彼は最強の敵と出会うことに。彼をかつてないほどの窮地に追い込んだのは、“子守”という名の敵だった!! 博士の妻が家を留守にしているため、彼が子守をしなければならない。16歳のゾーイ(ブリタニー・スノウ)から赤ちゃんのタイラー(ボーとルークの双子)まで並んだ5人の子供とペットのカモを相手に、てんてこ舞いのウルフ。果たして彼は任務を遂行できるのか?
まず、ヴィン・ディーゼルが大好きなら、この映画も好きになれると思います。 もっとあヴィンの強さや優秀さを、ハッキリと描けば良かった気もしますけど・・・・・。 なんかね、ちょっと中途半端な気がするんですよね、コメディ的にやりたいのかアクション(シリアス)中心 で行きたいのか。 でも、普段こういう役柄をしないヴィンが、チビちゃんを抱っこしてたりする画はかなり面白かったです。 子供達ももうちょっと・・・・・かな、もっとヴィンと家族の子供達のシチュエーションを増やしてみても良かったかな、結びつきの強さがイマイチだった気もします。 好調が元ネイビーだったというのが、ラストには生きてくるんですよね、校長役のローレン・グレアムは良かったです。 ちゃんとコメディでも、ヴィン・ディーゼルは頑張れるんだぞというのが伝わってきました、お勧めします。
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