 | 誰もが知っているのに今一つマイナーなスポーツ、ドッジボールに焦点を当てた異色のコメディです。 プチ・トリビアですが、ドッジとはモノをすばやくよけると言ういみで、今の「ロサンゼルス・ドジャース」の語源でもあります。 とはいえ、これは僕達が習ったドッジとは微妙に違いますね、お国柄なのか協議用だからか、ボールを敵にぶつける基本は同じだけど、各チーム6人の試合で使われるボールは、なんと6個ですよ奥さん! スリルもスピード感もケタ違いのパワーゲームは、迫力満点です。とはいえ、顔面でボールを受けたときのブザマさや、敵の剛球におびえるプレーヤーの表情など、思わず笑っちゃう要素も満載です。 でこの映画、まず"超悪役"顔のヴィンス・ヴォーンが、イイモンやっている事自体でおかしいです。負け犬ぞろいのチッコクてさびれたジムの常連客や、"ホントに実在するのか?"イカれコーチも強烈でした。 ベン・スティラー演じる敵役には完敗。マッチョな体を見せつけるものの、内面はコンプレックスの塊の、複雑なひねくれキャラになりきっています。 ちなみに、そんなホワイトを毛嫌いするヒロイン「ケート 」役に、ナオミ・ワッツ、キーラ・ナイトレイ似のいい女のクリスティン・テイラーが当たっていますが、彼女はベンの実の奥さまです、真面目させたらカッコいいもんな、ベンちゃん。
スポーツジムを経営するピーター(ヴィンス・ヴォーン)は、金のない客からは無理に料金を取り立てないお人よし。そんなワケで、ジム(ベン・スティラー)の経営状態は最悪。ついに、向かいで最新鋭フィットネスクラブを経営しているホワイトに、ジム乗っ取りを宣言されてしまう。ジムがなくなったら居場所を失う常連客とピーターは、借金返済のため金を工面しようと躍起になる。そこで目をつけたのが、ドッジボール世界大会の優勝賞金。さっそく特訓を始める彼らだったが…?
ヴィンスがイイモノやってて楽しいですが、やっぱり"ベン"ちゃんの開園に尽きるでしょ、この映画での壊れ方は「さすがベンちゃん、ここにあり」って感じでした。 この映画を見ると、やっぱり「隣のリッチマン」は・・・・。と思ってしまいました。 やっぱりこの映画、スッゴクしんぷるですがメチャメチャ面白かったです、「ドッジボール」でここまで楽しめるとは思わなかったです。 あと一応敵の秘密兵器のミッシー・パイル、「ギャラクシー・クエスト」の時よりも面白かった、怖いけど素敵でした。 特に深夜に見ると大笑いできるでしょう、結構お勧めです。 |