 | 美しい竹富島を舞台に展開する母と娘の感動的な物語です。 最近その演技が気になってしょうがない、「亀は意外と速く泳ぐ」「フラ・ガール」の、蒼井優が主演です。 監督は本作が劇場長編映画デビューとなる熊澤尚人。 沖縄演劇界の重鎮・平良進、映画・テレビ・舞台に活躍する南果歩、金井勇太、前田吟などが共演しています。主題歌を、沖縄出身の注目の新人アーティスト・永山尚太が歌っているそうです。
沖縄本島から、はるか南の八重山諸島、島全体が西表国立公園に指定された美しい島、竹富島で、ひとりの娘と母が必死に手を振り合っていた。娘の名は風季(蒼井優)、東京に旅立つ母(南果歩)と、付き添いのオジイ(平良進)。ひとり島に残る娘は涙をこらえ、いつまでも手を振り続けた。風季の父は、ずっと前に愛用のカメラだけを残して死んだ。それからは、島の郵便局長のオジイと母、3人で静かに暮らしていた。そんなある日、母の東京行きが決まった。すぐに帰ってくると思っていた。だが、帰ってきたのはオジイひとり。いつまで経っても母は島に戻ろうとしなかった。でも、毎年、誕生日にはかならず、母からの温かい手紙が届いた。オジイの反対を押し切って、東京行きを決心した彼女。決意の奥には、母の手紙の消印でしか見たことのない「渋谷」という文字の存在も大きかった。忙しい東京の日常の中で、いつのまにか自分の誕生日さえ忘れてしまった風季。そんな彼女の元に、カイジが母の手紙を持ってやって来る。いよいよ来年は、20歳の誕生日。とうとう母に会える日がやってくるのだろうか・・・。
まさに"沖縄テイスト"満載の映画でした、やっぱり映画を見て、沖縄はこちらとは流れている時間が違うような気持ちになりました。 小さな頃母親と別れてオジイと暮らす風季、大きくなるにつれて母になにかあると分かりながらも、母からの手紙に勇気付けられ東京に夢を追いかけて出て行きます。 でもドコかで風季は、母のみに起こったことをしっていたような感じを受けました、それでも写真家になりたい夢を諦めない風季。 オジイの頑なな態度も、風季を思っているからこそという感じも、強く伝わってきました。 母の風季を思う気持ちにも涙、僕は実際に子供を持ったことはないですが、「コイツのしりをぬぐってやれるのは、世界でオレだけ」と言っていた、友人の言葉が僕の脳裏に浮かんできました。 やっぱり蒼井優は演技上手いですね、沖縄の人になりきっていたように思いました、って僕は沖縄言ったことはないですが。さすが「天才女優」と呼ばれるだけのことはありますね。ニライカナイからの手紙が、風季を精神的に支えて風季を強くしていきます。 母親役の南果歩とオジイ役の平良進も素晴らしかったです、丁寧な演技には感動しました。 タダ一つ、今の女子高生のスカートって、あんなに短いの?ちょっとしょクでした。 あなたも”沖縄の風”と”蒼井優”の演技を堪能してください、お勧めします、オレもオキナワ行きたいなー。 |