科学者のアレックスは何時も研究ばかりで友達少なくも恋人もいない生活を送っていた。そこへ友人が紹介してくれた女性エマと親しくなり、恋人となる。
相変わらず人付き合いの下手なアレックスだったが、そんな彼を彼女は優しく見守っていた。
やがてアレックスはエマに愛を打ち明け結婚を約束するが、その時に強盗に遭いエマは撃たれて死んでしまう。
愛するエマを失ったアレックスは、彼女を救うべく”タイムマシン”を創りあげ、彼女を救うべく過去へと飛び立つが・・・。
いわゆるタイムトラベルものだが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや、「ターミネーター」シリーズものよりも娯楽性は無いかも知れませんが、短い上映時間（役１時間３０分）を感じさせない面白い作品になっていると思います。
映画の中で見られる８０万年後の世界観が秀逸で、アイデアもナカナカです、６億年後の世界も映画の中では見ることが出来て、最後に出てくるジェレミー・アイアンズ（オスカー受賞者）もいい味出しています。
Ｈ．Ｇ．ウェルズの不朽の名作を、そのひ孫であるサイモン・ウェルズが監督した、オリジナリティ溢れる作品に仕上がっていると思います。