最近姿が見えないから、心配していたんですよ。やっとこの作品を見られましたが、それでも２００２年の作品。どうやら事業の方が忙しいみたいで、映画にはあまり出ていられないようです。
先に離婚を通告した側が交渉に有利という離婚大国アメリカならでは背景をもとに、妻と夫の離婚届を巡る熾烈な駆け引きが描かれるています。でもそこはエリザベス・ハーレー、流石の名コメディエンヌのセンスで、お固いことは一切ナシになっています。４０歳とは思えない見事なプロポーションのエリザベス・ハーレーのコスプレや(本当のティーン・エイジャーに見えました)、「フレンズ」ファンにはたまらないマシュー・ペリーのお茶目ぶり、そして牛とのおマヌケでおバカな絡みなどなど、そのドタバタぶりに思いきり笑ってください!
監督は「レディース★マン」のレジナルド・ハドリン、共演にセドリック・ジ・エンターテイナー にヴィンセント・パストーレ 、エリザベスの夫役には「 死霊のはらわた 」のブルース・キャンベルがあたっています。
NYに里帰り中の妻サラ(エリザベス・ハーレー)のもとに、夫ゴードン(ブルース・キャンベル)からの離婚通知を持ったジョー(マシュー・ペリー)がやってくる。突然の離婚、しかも財産分与ゼロの通知に驚くサラだったが、ジョーから「先に夫へ離婚届を渡せば、財産の半分は君のものになる」と聞き、高額の報酬を餌にジョーを味方に引き込むことに成功。一方、離婚通知に失敗したゴードンは、次なる追っ手を差し向けていた。こうして離婚届をめぐるサラとジョー、ゴードンの一大チェイスが始まった！
アメリカの離婚事情は面白いなぁと思いながら、久しぶりのエリザベス・ハーレーの姿に嬉しくなりました。
しかし離婚届一枚でこんなに楽しい映画を作れることも凄いですが、その離婚届一枚のためにここまでやる人達も凄いです。
でもドタバタ・コメディなんですが、エリザベス・ハーレーやマシュー・ペリーのお陰で、締まっているところは締まっているいいコメディだと思います。
エリザベス・ハーレーにはメチャクチャいいコメディエンヌの才能あると思うし、映画にもっと出て欲しいです。事業の方が忙しいでしょうが。
他の西伊ドタバタ・ラブ・コメディでした、甘甘なラストもよかったです、お勧めします。