 | 芸能界の名門バリモア家の娘に生まれ、『E.T.』の子役でデビューし大成功。 その後の活躍を約束されたハリウッド・スターだったが、その後はある意味ハリウッド・スターとしてのお決まりの道を歩んで、ドラッグとお酒にハマってしまったドリュー・バリモア。 そんな堕ちたハリウッド・スターのドリュー・バリモアが、復活を果たしたのがアダム・サンドラーの『ウェディング・シンガー』。 そのコンビが再び復活して、最高のラブ・ストーリーを僕たちに贈ってくれました! 6年ぶりの共演作は、優しくも切ない一本に仕上がりました! バリモア扮するルーシーは、一年前の10月、父親の誕生日に事故にあって以来、ケガで記憶に障害をきたし時間が止まったまま。それというのも彼女を思う父や弟、カフェの店員らが、彼女を混乱させないように毎日同じ1日を“演出”してきたからです。そんな日常に変化をもたらすのが、彼女に恋をしたアダム・サンドラー演ずるヘンリーでした。 それまでのプレイボーイぶりを存分に発揮し、毎日彼女にあの手この手で恋を仕掛けていきますました新たな思い出を作れないルーシーの悲劇は深刻だが、明るくキュートな性格の彼女を見守る、たくさんの人々の愛情に溢れた、この上なくハッピーで優しいラブ・コメディーに仕上がっていました。 共演には「ホット・チック」のロブ・シュナイダーに「ブルース・ブラザース」「花嫁はエイリアン」のダン・エイクロイド 。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのショーン・アスティンも出ています、監督は「N.Y.式ハッピーセラピー」のピーター・シーガルです。
常夏のハワイで旅行者を次々とひっかけるプレイボーイ・ヘンリー(アダム・サンドラー)は、ある朝カフェで地元の女の子ルーシー(ドリュー・バリモア)に声をかける。その場で二人はすっかり打ち解けたのに、翌日ヘンリーがルーシーに近づくと、彼女はなぜか冷たい態度。混乱するヘンリーに、カフェの店員が教えてくれる。彼女は一年前にあった交通事故の後遺症で、一晩寝ると前日起きたことをすべて忘れてしまう記憶障害なのだ、と。しかし彼女を本気で好きになったヘンリーは、翌日忘れられるのを覚悟の上で、毎日彼女を口説きはじめるのだが・・・。
アダムとロブのドタバタ・盟友コンビの作品と言うことで、若干の心配はありましたが、多少の下ネタはあったけどいい作品になっていました。 でもドリュー・バリモアの素晴らしい演技と画面から伝わってくる人柄のお陰で、素晴らしいラブ・ストーリーになっていると思います、アダム・サンドラーも好きだから殆どの映画は見ているけど、「 ウォーターボーイ 」と並んでアダムの最高傑作になるんじゃないかな?? ドリュー・バリモアは今回”短期記憶障害”を持った女の子と言う、難しい役を見事にキュートで藍らしく演じたのに、賞レースでは「MTVムービー・アワード 」の「チーム賞」をアダムとともにとったぐらいでしたよね。 ルーシーのためにヘンリーが海辺で歌う「忘れんぼうルーシー」の歌がとても素敵でした、ルーシーがヘンリーに逢った時だけ唄うビーチボーイズの「Wouldn't It Be Nice」(「素敵じゃないか」)もとっても良かったですね~、その歌を楽しそうに歌うルーシーは素敵でした。 ダン・エイクロイドは最近はこういう役が多くなりましたね、相棒が早死にしちゃったから仕方ないけど、「花嫁はエイリアン」や「大逆転」は最高ですから是非見てください。
ラストは「それだけかよ」と、思わず突っ込みたくなりますが、この映画にはハッピーなラストが素晴らしく似合います。 エンディングでIsrael Kamakawiwo'oleの『Somewhere Over The Rainbow』 -が使われていますね、凄くカッコよくて何時までも耳に残って離れないですね。 洋画ではこの年一番のラブ・ストーリーだったかな?強力にお勧めします、ロブもアダムもドリューもダンもかなり好きだったりする僕です。
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