 | まず一言で言うと、とても可愛らしい映画でした、微笑ましいって言ったほうがいいかな? 人懐こい野良犬を拾ったことから、町の人々と交流を深めてゆく少女の姿を綴ったハートウォーミング・ドラマです。ケイト・ディカミロの同名児童小説を「スモーク」「メイド・イン・マンハッタン」の実力派ウェイン・ワン監督が映画化しました。少女と愛犬、そして父親を始めとする周囲の人々との交流を通じて、きれい事だけではない人生の哀しい面も美しい面も肯定的に描いた深みのある良作に仕上がっています。主演の子役アンナソフィア・ロブの達者な演技も見どころです、すっかりお父さん役が似合ってきた「グース」や「ブラッド・ワーク」のジェフ・ダニエルズ、「波止場」の大ベテラン、エヴァ・マリー・セイントなども、元気な姿を見せてくれています。
牧師の父(ジェフ・ダニエルズ)と2人暮らしの少女オパール(アンナソフィア・ロブ)は、田舎町に引っ越してきたばかりで友達もできず、退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、彼女はスーパーで店員が迷い犬を保健所に引き渡そうとする現場に居合わせ、とっさに自分の飼い犬だといってしまう。犬を連れ帰り、ウィン・ディキシーと名付けて飼い始めた彼女だったが、この犬は人懐こい反面、とんでもないトラブルメーカーだった。だが先々で騒動を起こすディキシーに振り回される中で、オパールはいつしか様々な人と知り合って行く。
まずオパールが、スーパーの名前をとっさに犬に付けてしまうところが可愛かったですね、それほどおかしくもなかったです。 とにかく主演のアンナソフィア・ロブの頑張る姿が、一銀印象に残りました。犬のウィンディキシーとの息もピッタリでした。 ジェフ・ダニエルズやエヴァ・マリー・セイントも流石の存在感でしたが、アンナソフィア・ロブの頑張りは凄かった、ダコタ・ファニングとはまた違う、天才子役でしたね。 とても可愛らしい作品です、大事に見てあげたい映画でした、お勧めします。 |