 | 大ヒットアニメ「アイス・エイジ」のスタッフが再び集結してつくり上げた感動の冒険ファンタジーCGアニメーションです。ロボットだけが暮らす世界を舞台に、偉大な発明家になることを夢みる心優しいロボット・ロドニーが、慣れない大都会で困難に直面しながらも個性豊かなロボットたちと友情を築き、力を合わせて巨大な陰謀に立ち向かう姿を描いています。 何が凄いって、声優を務める俳優陣が凄いですね、主演のロドニーには"オビワン・ケノービ"のユアン・マクレガー、仲間のポンコツ・ロボットにはロビン・ウィリアムス。この人役をあんまり選ばないけど、そういうところが魅力だったりするんですよね。 でその妹役には「ロイヤル・セブンティーン」でべたボメしたアマンダ・バインズ、久しく名前聞かなかったなぁと思ったら、この仕事が「ロイヤル・セブンティーン」以来だったみたいです。他にもハル・ベリーやジム・ブロードベンドにダイアン・ウィースト、スタンリー・トゥッチにメル・ブルックスにポール・ジアマッティにグレッグ・キニアと、たいそうな面々が名を連ねています。 小さな田舎町に暮らす男の子のロボット、ロドニー(ユアン・マクレガー)。貧しい家庭に生まれ、中古部品で作られていたロドニーはある日、偉大な発明家ビッグウェルド博士(メル・ブルックス)の“外見が何で作られていても、誰もが輝くことができる”との言葉に勇気と希望を抱くのだった。やがて発明好きな青年へと成長したロドニーは、立派な発明家になるという夢を叶えるため大都会ロボット・シティへと旅立った。そしてロボット・シティで中古ロボットの集団“ラスティーズ”と出会ったロドニーは、愉快な彼らと友情を育んでいく。そんな中、ロボット・シティでは大企業ビッグウェルド・インダストリーズの強欲な経営者ラチェット(グレッグ・キニア)によって、中古ロボットを一掃する恐るべき計画が進められていた。 最初は少しバカにしていたんですよね、"お子チャ真映画だろ"って。それとロボットの子供がキットで売ってるというのは、なんか納得いかなかったんですよね、特にファミリー・ムービーとしてはって。 でもはじまって20分ぐらいしたら、そんな思いもどこかに忘れるくらい映画にのめりこんでいました。 しかしやっぱりロビン・ウィリアムスは才能豊ですよね、彼が登場すると(声だけですが)画面が彼一色になってしまうくらいでした、やっぱり彼は出演作をキチンと選べば凄い役者になっていたでしょうね。でも上にも書いたとおり選ばないのが彼の魅力なんですよね、ホント凄かったです。ロビンの"ベイビー・ワン・モア・タイム"は必聴ですよ。 アマンダ・バインズの元気な声が聴けてよかったです、最近さっぱり姿が見えないなと思っていたらこんなところで出逢えて良かった!僕はリンジーやヒラリーよりも彼女の方が好きですね、アリソン・ローマンよりも。この作品ではそんなに重要な(ヒロインとかでは)役ではないけれど、ヒロインのハル・ベリーよりも目立って見えました、「トイ・ストーリー2」のジェシー 役のジョーン・キューザックみたいな感じだったかな? 最近のCGアニメのお決まりだけれど、登場人物にあわせて声優役も決めていってますよね。それぞれがよく持ち味を出してます、褒めなかったけどこういう好青年役ってユアン・マクレガー似合ってたな、爽やかに主人公のロドニーを演じてました。 少しバカにしていましたが、ナカナカ面白くて可愛らしい映画に仕上がっていると思います。途中でジェームズ・アール・ジョーンズが一瞬出てきます、お聞き逃しの無いように、お勧めします。 |