 | 理不尽な立場に追いやられた青年がその怒りを爆発させて反撃に躍り出るという、サスペンス・スリラーとしては手堅い作りの戦慄編です。医学生というエリートが悲劇に追いやられる前半と、彼が予期せぬ運命を突破しようとする後半の、両者のコントラストがいっそう緊迫感を醸しだしています。 「ドーソンズ・クリーク〜」ではゲイの青年ジャックを演じ、映画「ファイナル・デスティネーション」「クルーエル・インテンションズ3」でも熱演を見せたカー・スミス が、本作でも若き実力派としての魅力をたっぷりと発揮しています。
医学生のスティーヴとパトリックは親友同士。片田舎の小さなバーに立ち寄った直後、クーパーという男性に襲われるが、クーパーの正体は保安官で、拳銃を暴発させた結果、クーパーは自身を撃ち抜いてしまう。クーパーは自分が襲われて撃たれたとウソの報告し、そのせいで無実の罪を着せられ、追われる身になったスティーヴは、おびえるパトリックを連れて逃走し、何とか自身の潔白を証明しようとするが……。
有名な俳優さんもお金もなくても、良質のサスベンスは出来るといったものの見本のような作品でした。 あまり期待はしなかったのですが、それが良かったみたいです、かなりサスペンス映画として楽しめました。 お勧めします、腐敗警官モノとしても面白かったです。 |