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「バッド・エデュケーション」をお勧めします。

ガエル・ガルシア・ベルナルって凄いな。

画像:badedu.jpg説明
『トーク・トゥー・ハー』で「彼の最高傑作」と世界中から絶賛されたペドロ・アルモドバルが、またしても衝撃作を放ってくれました!99年『オール・アバウト・マイ・マザー』、02年『トーク・トゥー・ハー』と、比較的早いペースでこれほどまでに完成度の高い作品を放ち続けている、アルモドバル監督の才能には驚かされます。

私小説的な作品が多いと言われているアルモドバル監督ですが、本作も寄宿舎で過ごした少年時代の経験がベースになっているといいます。
主演は今、スペインで最もホットな若手、ガエル・ガルシア・ベルナル(『モーター・サイクル・ダイアリー』『アマロ神父の罪』)とフェレ・マルチネス(『トーク・トゥー・ハー』)。特にガエル・ガルシア・ベルナルの女装が見ものです。

 1980年、マドリッド。若くして映画監督として成功したエンリケ(フェレ・マルティネス)の元に学生時代の友人イグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル )がシナリオを持って訪ねてくる。同じ寄宿舎に住んでいたイグナシオとは、16年前の、連絡が途絶えていた。あまりにも変わった旧友に疑いを持ちながらも、彼のシナリオに思わず引き込まれる。なぜなら、そこには寄宿生時代に2人が体験した悲劇的な事件、そしてエンリケを守るために自らを犠牲にしたイグナシオの本心が書かれていたからだ。彼は本当にイグナシオなのか?真実を求め、エンリケは親友の秘密を知ることになる。

時々あまりの独創性についていけなくなるペドロ・アルモドバル監督ですが、この作品も強烈でした。
これも「トーク・トゥ・ハー」とは違った角度で、人間の本質を描いている作品だとは思いますが、もうちょっと違う描き方もあるだろうと思ってしまいます。
でもガエル・ガルシア・ベルナル の演技には圧倒されますね、眼にも物凄い力強さを感じました。

フェレ・マルチネスも良かったですが、それ以上にガエル・ガルシア・ベルナル の演技に引き込まれました、女装もありましたしね。
お勧めします、ガエル・ガルシア・ベルナル の演技にも注目です。