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「銀のエンゼル」をお勧めします。

小日向さんはいいなぁ、大泉洋も面白い。

画像:ginno.jpg説明
北海道で深夜放送ながら驚異的な視聴率を記録し、全国各局でも放送されたバラエティ番組「水曜どうでしょう」の仕掛け人・鈴井貴之の映画3作目だそうです。ちょっとした地域コミュニティの拠点であるコンビニを舞台に、父娘の微妙な関係などを描くハートウォーミングな作品でした。
主演は北海道出身の小日向文世さんです、この人本当にいるだけで面白いですね。情けないけど憎めない、ほのぼのとした昇一を好演していました。
特に、普段は妻にまかせきりだった深夜勤に入り、知らなかった夜間の決まり事や、風変わりな常連客たちに驚くシーンが笑わせてくれます。題名の『銀のエンゼル』とはズバリ、チョコボールの箱についている“アレ”のことです。5枚集めておもちゃの缶詰をもらうのが難しいように、夢や幸せも手が届きそうで簡単には届かない、という意味が込められているのだとか。
共演は”北海道限定一流タレント”の大泉洋に”よく大人になれたな”浅田美代子、”演技できるじゃないか”山口もえに”久しぶりに発見したよ”西島秀俊など、結構出演陣だけで面白そうな感じでした。顔の長い嶋田久作さんも出ていました、この人僕が昔渋谷で働いていた時の常連さんでした。 
 北海道の田舎町。国道沿いにポツンとたたずむ、一件のコンビニ。オーナーの北島昇一(小日向文世)は、妻で店長の佐和子(浅田美代子)に店も一人娘の由希(佐藤めぐみ)のこともまかせっきりで、気ままな毎日を送っていた。だがそんなある日、佐和子が交通事故で大ケガを負い、入院してしまう。深夜勤までやらなくてはならなくなった昇一は、あまりの多忙さに困惑気味。その上、最近ではロクに言葉も交わさない高校生の娘とも、将来の進路について向き合わなくてはならなくなり…。
まず小日向さん、出ているだけで面白いから反則ですよ、こういう気の弱そうな役って上手いですもんね。
それから悔しいけど大泉洋、演技も上手かったしやっぱりヤツも画面に出ているだけで面白かったですね、由希に惚れてるトラック運転手を見事に演じていました。
小さな話題だしありきたりの設定なんだけどね、配役がいいのかテンポ欲ストーリーが進んでいきますね。小日向さんと大泉洋のキャスティングだけで、この映画は勝ったようなモンです。勿論西島クンや佐藤めぐみチャンも良かったけど、健気に銀のエンゼルを集める山口もえも良かったな。
お勧めします、小さくて暖かな感動があなたを包んでくれるでしょう。