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「殺しのターゲット」をお勧めします。

なかなか緊迫感はありました。

画像:foot01説明
「死の接吻」「ローズマリーの赤ちゃん」「ステップフォード・ワイフ」「デストラップ 死の罠」など映画化された作品も多い名作家I・レヴィン。その戯曲をTV「TVキャスター マーフィー・ブラウン」、映画「ガンジー」「デンジャラス・ビューティー」、「ハッピー・フライト」などで活躍するベテラン女優キャンディス・バーゲンを主演に迎えて、「ブルーサンダー」や「張り込みプラス」などの娯楽派職人ジョン・バダム監督が映像化したものです。
1軒の別荘と少人数の登場人物だけで展開する密室サスペンスですが、スケールの小ささを逆に活かし、展開の速い緊迫感あふれるスリラーに仕上がっています。実はこの作品ね結構イイ掘り出し物だと思っています。
 “スパイ小説の女王”と呼ばれる女性作家、デイジー・ロウェンダール(キャンディス・バーゲン)。夫ロビー(マイケル・マーフィ)を家に残し、自分の別荘がある島で、島民たちが開いてくれたファン向けイベントに出席する。イベントの後、別荘に戻ったデイジーは何者かが入ってくる気配を感じ取る。最近彼女は何者かから脅迫を受けていた。気配の正体は彼女のファンだという青年スペンサー(バグ・ホール)だったが、彼によれば彼女の愛犬が近くで死んでいたらしい。そこにデイジーの通報を受けた地元警察の刑事エディ(ブライアン・ブラウン)も現れるが、スペンサーは他の侵入者が別荘に入っていくのを見たと言い出す。スペンサーはエディに解放されるが、それから事態は意外な方向へ……。
登場人物は少ないし、出てくる人たちは皆怪しいし。・・・。本当に設定の小ささを上手く取り入れて、誰もが怪しくてダレが味方なのか良く分からなくなっています。
キャンディス・バーゲンも、久々の主演に気を良くしたのか上手にデイジーを演じていました。
侮ってはいけませんよ、こういう一見小さな作品にとんでもなく面白いものがあるかもしれません、その代表が「ショーン・オブ・ザ・デッド」ですから。
お勧めします、結構皆さんも緊迫感を持って見られると思いますよ。