 | 前作の登場人物もスター俳優も出ていません、悪い見本の俗変化と思いましたが、想像以上に面白かったです。 前作もジェニ・ロペやジョン・ボイト、エリック・ストルツが出演していたわりには期待を下回るデキでした。今回もヒドイのかなぁと思ったら、結構イケました。ハリウッドは蛇のVFXやCGが下手なんですかね、どの映画でも蛇の特撮が酷かったです、「ハリー・ポッター」の2作目なんかは最悪でしたからね。 今回は手薄な役者陣でしたが、その分ストーリーはしっかりしていました。 前作のスタイルを引き継ぎつつ、アナコンダの恐怖を倍増した秘境サバイバル・ホラー・スタイルでした。“アナコンダズ”の原題通り、今回はあのどう猛な大蛇が複数登場します、相変わらず大蛇は一目で”作り物”と分かりましたが。“繁殖期”という設定まで用意して、さらにヤツらを凶暴化させる念の入れようでした。「けど、これって『エイリアン』の続編パターンと同じでは?という声も聞かれそう。」って書いてありましたが、「エイリアンズ(エイリアン2)」と比べたらいけないでしょう。 冒険中のパーティーが怪物に襲われ、一人また一人と命を落とす…という展開は珍しくも何ともないですが、それでも面白いからやっぱりこれが王道なのかな?脚本にはアクション・ホラー界の重鎮エド・ニューマイヤーらも参加し、ツボを押さえたシーンさばきを見せています。さて最後に生き残るのは誰か、賭けなどしながら観るのも一興では?結構意外な奴が生き残ってたりしますよ。 ニューヨークの細胞研究所は、老化防止に劇的な効果のある“花”の発見に色めき立っていた。その花とは、ボルネオの密林に7年に1度、2週間だけ咲く幻の百合、ブラッド・オーキッド。この研究に人生を懸けるバイロン医師は、研究仲間やスポンサー、コンピューター技師らと、一路ボルネオに向かう。折り悪く、現地は雨期の真っ直中。この時期に危険な奥地へ船を出してくれる船頭は、いわくありげな流れ者のアメリカ人、ジョンソンだけだった。降りしきる雨の中を出発する一行。だが彼らの行く手には、想像を超えた惨劇が待っていた…。 本当に知らない俳優さんが殆どでしたが、結構最後まで見入ってしまいました。有名な人が出ていないから、その分ジックリと見られると思います、お勧めします。 しかし蛇はやっぱりチャチかったな。
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