監督は新人のフランシス・ローレン、主演のジョン・コンスタンティンには「スピード」で一気にスター街道を驀進し、「マトリックス シリーズ」でさらにビッグになったキアヌ・リーブス。アンジェラとイザベラの双子を演じているのは「ハムナプトラ」「スターリングラード」のレイチェル・ワイズ。共演にはジャイモン・フンスウやティルダ・ウィンストン、シアラ・ブーフに僕のお気に入りのピーター・ストーメアも出ています。
異界に属する者を見分けることができる特殊な能力を持つ孤独な男、コンスタンティン（キアヌ・リーブス）。彼はその能力を使い、人間界に侵食しようとする悪を退治し地獄へと送り返すため戦い続けていた。一方、ロサンジェルス市警の女刑事アンジェラ（レイチェル・ワイズ）は、双子の妹イザベル（レイチェル・ワイズ）が謎の飛び降り自殺を遂げた事実を受け入れることが出来ず、真相を究明しようと独自の調査を始めていた。やがて、アンジェラはコンスタンティンに接触を図る。世界の異変を敏感に感じ取っていたコンスタンティンは、アンジェラの話が関係していると思い、イザベルの自殺の謎を解くため一緒に行動を開始するのだが…。
アメコミが元になっているので、ストーリーもこの手の作品にしてはしっかりしているほうだと思います。キアヌもレイチェルも、慣れないホラーに格好良く挑んでいます。
ピーター・ストーメアが、結構いい役で嬉しかったです、「マイノリティ・リポート」よりもいいですね。
コンスタンティンの候補には、ニコラス・ケイジやケヴィン・スペイシー、メル・ギブソンにヒュー・ジャックマンらの名前も挙がったそうです、それぞれのコンスタンティンも見てみたかったですね。
「何故俺は存在しているのか！？」、コンスタンティンの生きている意味も後々分かってきます、お勧めします。