 | 1996年の日本映画「Shall we ダンス?」(周防正行監督)のリメイクです、ジェニ・ロペとギアの共演と知って、ワクワクしながら見ました。 弁護士の中年男性が社交ダンスを通して、生きる情熱を再生させていく様を描いたハートウォーミング・ストーリーです。アメリカらしく主人公のギアは弁護士と言う設定ですが、なんかギアなら許せますね。 監督は「フォルテ」「セレンディピティ」のピーター・チェルソムです、役所広司 さんの役には「プリティ・ウーマン」や「運命の女」のリチャード・ギア、草刈民代 さんの役には「 アウト・オブ・サイト」や「世界で一番パパが好き!」の”世界の美ケツ”ジェニファー・ロペス。共演に「デッドマン・ウォーキング」のスーザン・サランドン、「ターミナル」のスタンリー・トゥッチ、「ボーン・コレクター」のボビー・カナヴェイルなどです。 遺言書の作成を専門にするシカゴの弁護士ジョン・クラーク(リチャード・ギア)。彼は高級デパートに勤める妻と2人の子供たちに囲まれ、何不自由なく幸せに暮らしていた。だが最近では、単調な毎日を繰り返すことにどこか空虚感を抱き始めていたジョン。そんな彼はある日、帰りの通勤電車から何となく外を眺めていた時、とあるダンス教室の窓辺に佇む物憂げな美しい女性 ポリーナ(”世界の美ケツ”ジェニファー・ロペス)に目を留める。そして、次の日も電車の中から彼女の同じ様子を見届けたジョンは思わず途中下車、彼女が気になる一心でそのダンス教室に足を踏み入れてしまうのだが…。 まず日本の周防正行監督の「Shall we ダンス?」も素晴らしかったですが、今回のリメイク版の「Shall we Dance?シャル・ウィ・ダンス?」も良かったです。 これはジェニ・ロペとリチャード・ギアの魅力によるところが大きいですが、スタンリー・トゥッチの”竹中直人っプリ”も面白かったです。 ジェニ・ロペも情熱的かつ官能的にポリーナを演じていていいです、役所広司 さんの役を普通のサラリーマンから、弁護士に変えたのもスーザン・サランドンとのダンスを職場に変えたのも我慢しましょう、日本の方が上だとは思いましたが。 ただラストのジェニ・ロペ(草刈民代 )さんがリチャード・ギア(役所広司 )を選ぶシーンは残して欲しかった、あのシーンは間違いなく日本の「Shall we ダンス?」が上でした。 とても日本のShall we ダンス?」に忠実にリメイクされています、上記のシーン以外は、お勧めします。
|