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「エイプリルの七面鳥」をお勧めします。

やっぱりケイティ可愛いな。

画像:apie.jpg説明
「きみは悪い子だ」と罵られて、「そんなことない」とキッパリ言い切るエイプリル。“出来損ない”のレッテルを貼られた不肖の娘の素顔は、不器用なほど正直なとびきりのイイ子でした。たとえ家族の間でも、お互いに噛み合わなくてぎくしゃくしたりするのは、世間じゃよくあること。それでも、おいしいものが並んだ食卓を一緒に囲めば、きっと素直な気持ちが伝わるはずですよね。
 そう信じさせてくれるのは、『ギルバート・グレイプ』や『アバウト・ア・ボーイ』の脚本家として知られ、本作で初めてのメガホンをとったピーター・ヘッジスです。最高に素敵なボーイフレンドはもちろん、くせ者揃いの隣人たちや、辛辣な皮肉屋の母親にさえ、ヘッジス監督の持つまなざしの優しさが浸透しています。
 感謝祭の日の朝。エイプリル(ケイティ・ホームズ)は、ボーイフレンドのボビー(デレク・ルーク)に励まされながら、七面鳥のローストに取り掛かる。幼い頃から厄介者扱いされ、家族とはすっかり疎遠になっていたけれど、犬猿の仲の母ジョーイ(パトリシア・クラークソン)が、ガンに冒され余命幾ばくも無いことを知り、生まれて初めて手料理で家族全員を持て成す計画を立てたのだ。ところが、のっけからオーブンが故障し、前途多難に。アパート中を駆け巡り、隣人たちに助けを求めるのだが…。
 とにかくヒタムキに七面鳥を母のために作ろうとする、ケイティが健気で可愛らしいです。
また、本作でオスカーにノミネートされた、母親役のパトリシア・クラークソンの演技も素晴らしかったです。個人的にはオリヴァー・プラットが、ケイティの父親役というのは寂しかったですが。
この映画を見た後には、皆笑顔になっていると思います、お勧めします。