 | この映画は凄いですよ、コリン・ファレルにアンJ、アンソニー・ホプキンスにロザリオ・ドーソンにヴァル・キルマーらを使って、メガホンをとったのはあのオリバー・ストーンですから、ヒットしないわけが無いですよね、普通は。 これだけ叩かれて失敗したら、そりゃオリバー・ストーンも酒飲んで運転して麻薬不法所持で捕まりますって。 映画自体の作りやデキはそんなに悪くないと思いますよ、でも何も英雄ふアレキサンダーふをゲイ扱いしなくっても・・・。金髪のアレキサンダーを演じたコリン・ファレルの演技も良かったけど、アンJと親子っていう設定は無理があった気がします。 史上初めて世界を統一したマケドニア王アレキサンダーの生涯を、総製作費200億円を費やしてしまった壮大なスケールで映像化してしまった歴史スペクタクルという話です。指す金荒れているオリヴァー・ストーン監督がアレキサンダー王を巡る様々な謎に勝手な解釈で一応切り込んでいます。主演は「フォーン・ブース」のコリン・ファレル。共演に「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリーと、「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスらが出ています。 紀元前356年、当時急速に力をつけてきたマケドニア王フィリッポス(ヴァル・キルマー)とその妻オリンピアス(アンジェリーナ・ジョリー)の間に息子アレキサンダー(コリン・ファレルヘファイスティオン)が誕生する。やがてフィリッポスとオリンピアスは激しく対立するようになり、権力に執心するオリンピアスは自らの野望をアレキサンダーに注ぎ込んでいく。両親の確執に心痛める青年アレキサンダーにとって、同年代の仲間たちヘファイスティオン(ジャレッド・レトー)との友情だけが心の平安をもたらしてくれた。紀元前336年、父フィリッポスは何者かによって暗殺される。これを受けて、アレキサンダーが弱冠20歳にして王位を継ぐこととなるのだったが…。 映画自体はさっきも言ったように良く出来ていると思いますよ、ストーリーもしっかりしてるし。 ただつまらないだけです、オリバー・ストーンは”人間愛”を描きたかったのかもしれませんが、どうみても「アレキサンダーはホモだった」としか伝わってこないんですよね。 まぁ見ても損は無いと思いますが見なくても損は無いでしょう。 ただアンJの王妃姿は素敵です、それはお勧めしときます。
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