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「ネバーランド」をお勧めします。

デップもケイトも素晴らしかったです。

画像:nland.jpg説明
永遠の少年、"ピーター・パン"を生み出したスコットランドの作家、ジェームズ・マシュー・バリと、「ピーター・パン」誕生の裏にあるドラマを描いた感動作です。世界的に知られるファンタジーが、実在の子供たちから着想された物語だったとは、想像するだけでワクワクしますが、現実には多くの悲しみや痛みが存在し、4兄弟だけではなく周りの大人たちも、それを乗り越えて様々に成長していきます。
信じることの大切さはもちろんですが、ネバーランドはそこへ行くことではなく、そこから戻ることが重要なのだと改めて教えてくれます、まさに実話の「ピーター・パン」ストーリーといえるでしょう。監督は、『チョコレート』でハル・ベリーにアフリカ系アメリカ人女性に初のオスカーを獲得させたマーク・フォースター。バリを演じたジョニー・デップがイギリス英語、しかもスコットランド訛りを披露しています。未亡人を演じたケイト・ウィンスレットも素晴らしいです、もはや「タイタニック」からは完全に卒業しましたよね。ほかにもダスティン・ホフマンやジュリー・クリスティも顔を出しています。
 20世紀初頭のロンドン。劇作家のジェームズ・バリ(ジョニー・デップ)は、公園でシルヴィア(ケイト・ウィンスレット)と4人の息子たちに出会う。三男のピーターは、父親の死後子供らしさを失っていたが、ジェームズはその姿に、自分が幼い頃に作り上げた想像の世界、ネバーランドを思い起こす。子供たちとの親交に刺激され、ジェームズは新しい劇に取り掛かるが、世間ではあらぬ噂が立ち、ジェームズの妻メアリーは孤独を感じていた。やがて新作「ピーター・パン」が誕生するのだが…。
 ジョニー・デップやケイト・ウィンスレットは出ていますが、実話がベースになっているせいかシリアスで少々暗めですかね?
でもネバーランドやピーター・パンの成り立ちが分かったようで、少し嬉しくなりました。
デップもケイトも凄く上手に演技しています、それを見るだけでも良かったと思えると思います、お勧めします。