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「キャットウーマン」をお勧めします。

あのラジー賞に輝いた映画です。

画像:main_l.jpg説明
『バットマン』に登場するキャラクターの1人だったキャットウーマンが、陰謀と戦うヒロインとしてスポットライトを浴びます。1992年の映画「バットマン リターンズ」では、ミシェル・ファイファーが”キャットウーマン”を演じて好評を博しましたが、今回はオスカー女優の仲間入りをしたハル・ベリーを主人公に据えたアクション・ファンタジーです。
キャットウーマンは、悪を倒し善をなすヒーローとは違い、あくまでも本能のままに行動する気まぐれな猫です。黒のレザースーツ姿で、滑らかなアクションをハル・ベリーが見事に演じています。エキゾチックな表情と大胆で強靭な精神力と肉体美は、ペイシェンスと恋に落ちるローン刑事でなくても、目も心も奪われることでしょう。
この映画でハル・ベリーは見事ラジー賞に輝きました、授賞式(オスカー授賞式の前日に行われます)にも出席して、流石だなぁと思わせてくれました。
ミシェルがあまりにも”キャットウーマン”を素晴らしくきれいに演じてしまったので心配でしたが、なかなかハル・ベリーも良かったですよ、凄く似合っていました。
ただ話題作でしたし期待も大きかったのが災いしたのでしょう、興行的にも失敗したみたいですしね。
でも、脇役陣も絶妙なキャスティングだと思いますよ。社長夫人役のシャロン・ストーンは、老いてなお美貌と権力にすがりつく悪役を演じ、絶大な存在感を放っていました。こういった役はピッタリですね、ハマッテました。刑事役、それもペイシェンスとキャットウーマンという二人の女性に翻弄される刑事なら、ベンジャミン・ブラッドはピッタリです。2時間弱、間違いなくたっぷり楽しめると思いますよ。
大手化粧品会社のデザイナー、ペイシェンス(ハル・ベリー)は、会社でもプライベートでも自分に自信が持てない女性。ある夜ペイシェンスは、発売直前の新作クリームに隠された秘密を立ち聞きし、何者かに追われるうちに命を落としてしまう。その時、彼女に不思議な異変が起こる。再び目を覚ましたペイシェンスは、驚異的な反射神経と跳躍力を持つ、自信に満ちたキャットウーマンとなっていた!自分を殺した相手と理由を探るうちに、ペイシェンスはヘデア社の恐ろしい陰謀を知る…。
ラジー賞をとったほどの映画だと思ってみれば結構楽しめると思いますよ、お勧めします。