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「ヴィレッジ」をお勧めします。

今回のシャマラン作品はイケテました。

画像:v1.jpg説明
「シックス・センス」「アンブレイカブル」「サイン」の鬼才M・ナイト・シャマラン監督が、周囲から隔絶された小さな村を舞台に描く禁断のミステリー・スリラーです。
楽園のような共同体を守っていた奇妙な掟が破られたとき、村を戦慄の恐怖が襲う。主演は「サイン」にも出演していまや”リバー・フェニックスの弟”という紹介が減ってきたホアキン・フェニックスと、名匠ロン・ハワード監督の娘でもあるハリウッド注目の新星で、この作品で出演以来が殺到したブライス・ダラス・ハワードです。エイドリアン・ブロディやシガニー・ウィーバー、ウィリアム・ハートらの豪華共演陣も見ものです。
 1897年、ペンシルヴェニア州。深い森に囲まれ、外の世界から完全に孤立したひとつの小さな村があった。村人は大きな家族のように強い絆で結ばれ、ユートピアのような理想の共同体を築いている。この村には昔から奇妙な3つの掟が存在し、人々はそれを忠実に守ってきた。しかし、掟を破るとどうなるかは、誰も知らなかった。そんなある日、盲目の少女アイヴィー(ブライス・ダラス・ハワード)の恋人ルシアス(ホアキン・フェニックス)が友人ノア(エイドリアン・ブロディ)に刺され、大ケガを負ってしまう。アイヴィーはルシアスの命を救うため、薬を手に入れようと村の外に出ることを決意。そして、彼女が掟を破って森に足を踏み入れることを許した父エドワード(ウィリアム・ハート)から、恐ろしい真実が語られるのだった・・・。
 割と早い時期にこの結末は分かってしまいましたが、今回のシャマランの作品はよかったと思います、「サイン」よりはよっぽど良かったです。
 顔と雰囲気が暗いので悪役ばっかりもらうホアキンですが、ここでは純朴な青年ルシアスを好演しています。この演技が「ウォーク・ザ・ライン」に繋がったのでしょう。
”実は女ったらし”で有名なオスカー俳優のエイドリアン・ブロディも、少し愚かなノアを、これまた好演しています、ホントにエイドリアンは演技が上手いな、スケベらしいけど。
しかし何といっても映画初出演のブライス・ダラス・ハワードの魅力に尽きるかな、彼女の存在なしではこの映画の成功は無かったでしょう。これが映画初出演なんて思えないほど、可愛らしくて清潔で、瑞々しくアイヴィーを熱演しています。
 それとウィリアム・ハート。彼は「蜘蛛女のキス」でオスカーを獲ったのに、最近は出演作に恵まれていませんでしたが、やっぱり演技が素晴らしいことを証明してくれましたね。
 シャマランも何時出てくるかと思っていたらチャント出てきました、今回ぐらいの軽い出演の方がいやみが無くてイイですね、お勧めします。