 | 製作7年、ロケ地200ヶ所、撮影7000時間を費やした作品だそうです。奇跡と執念の海洋ドキュメンタリーが生まれました。スタッフはまず、丸一年かけ何百人もの科学者に会い、綿密なリサーチを行ったそうです。その後、危険で困難なサメや北極圏の撮影にはその道のプロカメラマンの手を借り、20もの撮影チームを組んで世界中に配したが、それでも撮影に4年半かかったとか! 深海の撮影では、映像を提供する条件で科学者に潜水艇を借りたが、高性能カメラの鮮明な映像で新種を発見し、学会を驚かせたそうです。こうした迫力の映像を、説明は極力排した詩的なナレーションと、映画音楽を初めて引き受けたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が壮大に彩っています。7色に発光するUFOのような深海生物を見るだけでも、一見の価値ある作品デス! 地球の表面積の実に70%を占め、膨大な生命を育む海−。隊列を組んで海を渡りながらジャンプを競い合う、陽気なハシナガイルカ。まだ満足に泳げない子供のアシカを狙い、浅瀬まで乗り上げてきたシャチの決死の狩り、その残酷な結末。透明な体を青く輝かせ、無数に漂う幻想的なミズクラゲ。外敵から身を守るため、巨大な塊となって素早く逃げ回るイワシの大群と、海鳥やイルカ、サメの激しい攻防…。カメラは世界中の海を尋ね、あらゆる生物の営みを捉えていく。 深海の生物だけでなく、ペンギンやシャチに海鳥なども取り上げられています!すごい迫力とエネルギーを感じます、お勧めします。
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