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「モーターサイクル・ダイアリーズ」をお勧めします。

革命家チェ・ゲバラの友達との冒険旅行の映画です。

画像:gebara01.jpg説明
キューバ革命の指導者として、今も世界中から愛されているエルネスト・チェ・ゲバラと盟友アルベルト・グラナードの若き日の冒険旅行を、2人の手記から映画化した作品です。製作総指揮は、長年この企画を温めてきたというロバート・レッドフォード。サンダンス映画祭といい、レッドフォードは本当に映画が好きなんですね、「リバー・ランズ・スルー・イット」も良かったですね。
監督には、レッドフォードが主宰するサンダンス映画祭で脚光を浴びた『セントラル・ステーション』のウォルター・サレスが選ばれました、サレス監督は2人の旅程を実際にたどり、また現在は80歳のアルベルト本人やゲバラの遺族に面会するなど、リサーチに2年をかけたそうです。ゲバラを演じたのは、“ラテンのブラピ”ガエル・ガルシア・ベルナル。ちなみにアルベルト役のロドリゴ・デ・ラ・セルナは、ゲバラの実のはとこだそうです。
 1952年、喘息持ちだが“フーセル(激しい心)”の異名を取る23歳の医学生エルネスト(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、7歳年上の陽気な友人アルベルト(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)とバイク旅行に出発する。本でしか知らない南米大陸を、自分の目で見たいという好奇心からの冒険旅行だった。故郷のブエノスアイレスを出発しパタゴニアへ。さらに6千メートルのアンデス山脈を超え、チリの海岸線沿いに南米大陸の北端を目指す1万キロ超の旅路だ。だが所持金は乏しい上、バイクは故障ばかり。2人の旅は困難を極めていく…。

若き二人の青年の、冒険映画としても楽しめますが、エルネストの"ゲバラへの旅"を魅せてくれる映画でもありました。
若いガエル・ガルシア・ベルナルとロドリゴ・デ・ラ・セルナが、イキイキと演じているのも良かったです。
僕はサレス監督やガエル・ガルシア・ベルナルとロドリゴ・デ・ラ・セルナと、80歳のアルベルト本人の旅に同行した「 トラベリング・ウィズ・ゲバラ 」と一緒に見たんですが、そちらもとても面白かったです。
青春映画ととらえるもよし、ゲバラの"革命に至る気持ちの変化を追ったドラマ"と捉えるもよし、面白い映画でした、お勧めします。

そういえばアカデミー賞の主題歌賞を受賞の際、パフォーマンスは何故かひすぱにック繋がりというだけでアントニオ・バンデラスとサンタナだったんですよね。
監督はそれに腹を立ててぼいこットしたりしたんですよね、ガエル・ガルシア・ベルナルもプレゼンター役断ったとか。
歌わせて貰えなかった実際の作曲者であるホルヘ・ドレクスレールがスピーチの
代わりにこの主題歌の一節だけを歌ったんですよね、俺見てましたモン。カッコ良かったなぁ。
曲も素晴らしいけど、その機転が素晴らしかったです。