 | この映画はあの「恋しくて」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ」の、リー・トンプソンが出ているという事でみました。 デパートに忍び込んで警備に追われ、思わず店内にあったサンタの衣装を着込んで逃げ出したコソ泥男。宛もなく田舎町にやってきた彼は、成り行きから商店街の雇われサンタをやる羽目に。クールに仕事をこなすプロの泥棒が、雇い主のヒロインやその娘ノエル、そして町の善良な人々に触れるうちに、まっとうな人間へと変わってゆく様を綴るハートウォーミングな作品です クリスマス近い大都会。相棒と共にデパートに忍び込んだ泥棒のジャック(トニー・ダンザ)は、警備員に追われ、隠れているうちに1人店内に残されてしまった。彼は近くにあったサンタの衣装を着込むと開店時の混乱に乗じて脱走し、目についた長距離バスへと飛び乗った。たどり着いたのは片田舎エバーグリーン。車を降りた彼は、なぜかバス停で待っていた町の女性、サラ(リー・トンプソン)に声をかけられる。彼女は商店街の宣伝にサンタを雇ったのだが、手違いでアルバイトが現れず、ジャックを派遣員だと勘違いしたのだ。行く宛も金もないジャックは、なりゆきで柄にもないサンタ役をやることになるのだが…。 アメリカではトニー・ダンザはかなりの人気者らしいです、日本ではマイナーで僕も「12人の怒れる男」のテレビ版にでていたぐらいしか思い出せませんでした。 でもナカナカの演技力はしていますね、こういうアットホームな雰囲気のファミリー映画に出ても違和感はありませんでした。 この映画(テレビ映画?)で一番楽しみにしていたのは、リー・トンプソンでした。 もともとはバレリーナを目指していたんですよね、お父さんが監督でお母さんは女優だったんですよね。 20歳の時に限界を感じて女優に転身、以降は「バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ」や「恋しくて(監督は今の旦那のハワード・ドゥイッチ)」などで活躍しましたが、最近姿が見えないなと思ったらTVの仕事中心に活動していたみたいです。 この映画でも「シー・オブ・ラブ」のエレン・バーキンのような大人の魅力で、素敵にサラを演じています、イロツぽいです。 13・4歳で「私がウォシャウスキー」に出ていたアンジェラ・ゴーサルズも、サラの娘のノエル役として頑張っています。 リー・トンプソン見たさにみた映画でしたが、結構感動できました、最後もイチイチ回りくどく描かずに簡単に描いたところも良かったです。 中々優秀な作品だと思います、お勧めします。 |