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「ヘルター・スケルター2004」をお勧めします。

あのシャロン・テイトも惨殺された、マンソン事件のお話しです。

画像:018887001.jpg説明
チャールズ・マンソン率いるカルト集団に、ロマン・ポランスキーの妻であり女優のシャロン・テートが殺害されてしまった事件に興味があったのと、「パラサイト」などに出演しているクレア・デュヴァルが見たかったので、この映画を観ました。
 カルト教団のカリスマ的リーダーとして、 “ファミリー”と呼ばれる多くの崇拝者たちを惹きつけ、遂には彼らを率いて恐るべき凶悪犯罪に及んだチャールズ・マンソン。60年代に花開いたヒッピー文化に決定的な終焉をもたらした、この忌わしき一大事件の全容を、1976年に次いで2度目の映像化となりました。
 「CQ」のジェレミー・デーヴィスがC・マンソンに扮して鬼気迫る熱演を披露するしています。
 1969年。夫に捨てられ、心傷ついた女性リンダ(クレア・デュヴァル)は、幼い子供を連れて、カリフォルニアの農場で集団のコミューン生活を送る“マンソン・ファミリー”の一員に新たに加入。彼女は、カリスマ的魅力を放つリーダー、チャールズ・マンソン(ジェレミー・デーヴィス)にたちまち心惹かれていく。その頃マンソンは、ビーチ・ボーイズのメンバー、デニス・ウィルソン(クリストファー・ジェイコブス)を通じて音楽プロデューサーの大物、テリー・メルチャー(ジェフリー・ジョンソン)と知り合い、レコード・デビューを果たそうと奮闘中。ある日、マンソンはメルチャーの邸宅に直接押しかけるが、いまや彼の後を引き継いでそこに新妻のシャロン・テートと住んでいた映画監督ロマン・ポランスキーから、冷たくあしらわれるハメとなる。そして8月9日、リンダを含む“ファミリー”の連中は、おりしも主人が不在のポランスキー邸を襲って妊娠8ヶ月の身重のテートらを惨殺し…。
こんないかれた連中に、シャロン・テートが殺されたのかと思うと腹が立ちました、ポランスキーの「吸血鬼」という映画にシャロンが出ていますので、知らない方は是非ご覧になってみてください。しかもお腹にはポランスキーとの間の子供もいたんですよ!
やっぱり”マンソン軍団”はおかしいです、ビートルズと聖書を崇拝しているチャールズ・マンソンって、恐ろしいほど”アサハラショウコウ”に似ています。
人間、人を惹きつける力は正しく使わないとおかしくなりますよ、ということを嫌というほど教えてくれる映画でしたね、皆さんにも是非お勧めします。