 | この作品、最高に面白かったです、グウィネスのことを見直しました。この作品は"2005年の初見映画"のトップ5に入りそうな作品でした。 片田舎の娘が一流のスチュワーデスを目指すアメリカンドリーム・コメディです、国際線のスチュワーデスを夢見る女の子が、様々な障害に遭いながらも目標へ向けて奮闘する姿を描いた『アメリカ版"スチュワーデス物語"』といえる作品です。監督は「クアトロ・ディアス」のブルーノ・バレット。主演は「恋におちたシェイクスピア」でオスカーを獲って、「愛しのローズマリー」でジャック・ブラックと共演したグウィネス・パルトロウ。共演には「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズや「クリスティーナの好きなこと」のクリスティーナ・アップルゲイト、ジョン・トラボルタ夫人で「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」のケリー・プレストン。キャンディス・バーゲンやマーク・ラファロにロブ・ロウも出ています。 田舎町で退屈な日々を過ごすドナ(グウィネス・パルトロー)。彼女はこの冴えない生活を抜け出し、人生の再出発を望んでいた。そんなある日、テレビに映るカリスマ・スチュワーデスのサリー(キャンディス・バーゲン)言葉に触発され、ついに夢へ向かって行動を起こす。早速、地元の小さな航空会社に採用され、その第一歩を踏み出したドナ。しかし、華やかさのカケラもないローカル線に満足できない彼女は、やがて憧れの国際線目指して同僚のクリスティーン(クリスティーナ・アップルゲイト)らと共に業界大手のロイヤルティ航空へ応募する。そして見事訓練生に合格したドナは、最終試験へ向け、厳しい訓練と勉強の日々を送るのだったが…。 この作品は面白かったですね、グウィネスの代表作の「恋におちたシェイクスピア」よりも面白かったです、グウィネスは”時々可愛い女優さん”ぐらいにしか思いませんでしたがこの一作だけでファンになりました。 マイク・マイヤーズってやっぱりおかしいですね、いるだけで「何か面白いことをやってくれそう」と思わせてくれる人ですね、今回もかなり笑えました。 マイクは”斜視”のためフライトできずに、アテンダントの教育係をしているという設定なのでかなり笑えます、性格も屈折していたし。 僕も目があんな感じなので、人にはあんな風に見えるんだろうなと思いながら見ました。 グウィネスとマイクのやり取りも面白いです、時には掛け合いの夫婦漫才みたいです。 ライバル役のクリスティーナ・アップルゲイトも可愛かったし、良き先輩役のケリー・プレストンも美しくて面白かったです。 キャンディス・バーゲンは幾つになってもキレイで演技も上手ですね、ロブ・ロウが久し振りに元気で愉快な姿を見せてくれています、チョイ役ですが。 マーク・ラファロも「死ぬまでにしたい10のこと」や「イン・ザ・カット」も悪くはありませんが、普通にこういう好青年役をやった方がピッタリしている気がします、こういう役がとても似合っていますよね。 本当に「ハリウッド版・スチュワーデス物語」みたいです、ただし笑いは圧倒的にこちらの勝ち、2005年に見た映画の中ではかなり上位に入ってきそうです、見終わった後に気分爽快になれるでしょう。 お勧めします、とても明るくて楽しくて見ているこちらまでハッピーな気分に浸れます!
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