 | ジュリア・スタイルズがとてもチャーミングに、デンマーク王子に見初められる!”ペイジ”を好演しています。 デンマークの王子役のルーク・マブリーも、好演していると思います。 題名やストーリーから、玉の輿映画だと思う人もいるでしょう、それはそれで間違いではありませんが、単なる”玉の輿映画”とはちょっと違います。 デンマークのエドヴァルド王子(ルーク・マブリー)は,プレイボーイで,暇を持て余している。アメリカのウィスコンシンの女子大生は,頼めばすぐにトップレスになるというテレビ番組を見て,お忍びで,ウィスコンシン大学に付き人のゾレン(ベン・ミラー)とともに留学する。そこで会ったペイジ(ジュリア・スタイルズ)に一目惚れする。ペイジは,農家の娘で,レストランでアルバイトをしながら,メディカル・スクールを目指す優等生だった。ペイジと同じ店で働き,イースター休暇にペイジの自宅に招かれるうちに,二人は次第に親密になっていく。ところが,パパラッチが追ってきて,デンマークの皇太子であることがわかってしまう。父王の健康状態が悪化したこともあり,王子は帰国する。ペイジは,追いかけてデンマークに行く。 王子がアメリカの大学のレストランでアルバイトしたり、ペイジの家に招待されて兄弟や家族の皆と仲良くなっていくくだりは、とても丁寧につくられている様に感じました。 ペイジがデンマークに行ってプリンセスになる訓練みたいな事をするくだりも、とてもよく描かれていると思います。だからラストが強引で乱暴な印象を受けました、"突然"だったり"唐突"だったりなのはいいけど、前半の部分を丁寧に時間をかけてつくっているようなのでより一層そういった感情になってしまいます。 しかしジュリア・スタイルズはいい女優さんになりましたね、僕は彼女の出演作品は殆ど全て観ていますが年々演技も上手くなっているし美しくなってきています。 相手役のエドヴァルド王子役のルーク・マブリーも、僕はあまり知らなかったけどいい演技だったと思います。 日本劇場未公開作品ですが、なかなかプリティな作品です、お勧めします。 |