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「デイ・アフター・トゥモロー」をお勧めします。

見くびっていましたが、この映画面白かったです。

画像:dayaftertomorrow01.jpg説明
この映画は『ラブ・アクチュアリー』を勧めてくれた友達が、「凄く面白かった」と勧めてくれた作品です。
なんでこんな”大作”を勧めてくれたのかなぁと思いました、超がつくほどのスペクタクル娯楽大作ですし監督はエメリッヒですし。評価も分かれていましたからね、絶賛する人もいれば酷評する人もいましたし。
でもとりあえず見てみたらとても面白かったです、単なるスペクタクル・パニック映画でもありませんでしたし。
様々な研究成果を基に、地球温暖化により近い将来引き起こされるといわれる地球崩壊への道のりを描いたパニック超大作なので、話しが現実的です、氷河期もそのうちやってくるなんて言われていますしね。その異常気象がもたらす様々な大規模自然災害を、これでもかと畳み掛けるような壮大なスケールで映像化しています、凄い映像でした。監督は「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ、確かにこの人の映画は面白いですよね、「ゴジラ」は『ゴジラ作品』としては駄目だけど、モンスター・パニック映画としては面白かったですもんね。出演は「オーロラの彼方に」のデニス・クエイドと「エイリアン」の名優・イアン・ホルム、「遠い空の向こうに」のジェイク・ギレンホールに「オペラ座の怪人」「ラブ・アクシデント」のエイミー・ロッサムも可愛らしかった!個人的には「私がウォシャウスキー」や「ミュージック・オブ・ハート」のジェイ・O・サンダースが嬉しかったです、死んじゃうけど。『ベスト・キッド2』のタムリン・トミタも頑張っています、大人になっていたなぁ。
二酸化炭素の大量排出は依然として止まるところを知らず、それに伴う温暖化は日に日に深刻さを増していた。南極の氷河を研究する古代気象学者のジャック・ホール(デニス・クエイド)教授は、自らの調査結果から地球の危機を予見、科学者を集め緊急会合を開き地球規模の“スーパー・ストーム”が出現すると警告する。やがてそれは現実となり、巨大な竜巻がLAを襲い、一方のニューヨークでは巨大な高波が街を呑み込もうとしていた。そこには、仲間たちと高校生学力競技大会に来ていたジャックの息子サム(ジェイク・ギレンホール)もいた。ジャックはできるだけ多くの人命を助けるため、そしてニューヨークで立ち往生したサムを救い出すため奔走するのだったが…。
「大洪水ならもっとビルが倒れるだろう」とか、色々細かいところも指摘したくなりますが、なかなか面白かったです。
少し映画を知ったような人が、「だったら京都議定書守れ」とか、「アメリカが嫌われていて移民としてメキシコに入国拒否されているところはいい」とか言われてました。
確かに『京都議定書守れ』というのは僕も思いますが、これは映画だしハリウッドに関係している人たちは、結構皆"反アメリカ"だったりするんですよ、でもエメリッヒはハリウッド版の「ゴジラ」らしきもので、核実験をフランスのセイニしてたから分かりませんが。
でもサムとジャックの親子愛とそれに絡むフランク(ジェイ・O・サンダース)がいいです、サムとローラ(エイミー・ロッサム)の恋愛模様も微笑ましいです。
「映像に凝った単なるパニック映画」と評されがちですが、それだけではないと思わせてくれる映画です、お勧めします。