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「アメリカン・スプレンダー」をお勧めします。

今話題のポール・ジアマッティ主演の映画です。

画像:ame01.jpg説明
今年のアカデミー賞で話題をさらった「サイドウェイ」に主演した、ポール・ジアマッティの主演した、風変わりなコメディです。
ポールは老けているけどまだ38歳、僕と3歳しか違いませんね、髪の毛の量は僕の勝ですが。
この『アメリカン・スプレンダー』はインディペンデント系の低予算作品ながら、全米の賞レースを席巻し、大きな話題となりました。『サイドウェイ』と似ていますね、そのあたりも面白いつながりです。自らの冴えない毎日をコミックに著した実在の原作者の半生を、大胆な手法を用いつつ、シニカルな中にも温かな眼差しをもって描いています。監督は本作で劇場長編デビューの夫婦監督シャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニ。主演は個性派バイプレーヤー(ホントにこの人脇役でよく見かけます)で「ビッグ・ママス・ハウス(僕はこの映画のDVD持ってます、面白いです)」や「PLANET OF THE APES 猿の惑星」のポール・ジアマッティ、共演に「アトランティスのこころ」や「アバウト・シュミット」のホープ・デイヴィスです。
 オハイオ州クリーブランドの病院で書類整理係として働くハービー・ピーカー(ポール・ジアマッティ)。その外見もさることながら不器用この上ない彼の毎日は退屈で冴えない日々。そんな彼がある日、自分の日常をコミックにしようと思い立つ。さっそく友人のロバート・クラム(ジェームズ・アーバニアク)に作画を頼み、コミック“アメリカン・スプレンダー”を創刊する。するとこれが予想以上の評判を呼び、やがてハービーはこの作品の熱心な読者ジョイス・ブラブナー(ホープ・デイヴィス)と出会う。共通点の多い2人はすぐに意気投合、積極的なジョイスのリードで即結婚、ようやく人生が好転していくハービーだったが…。
大笑いするところもありますが、結構皮肉タップリでクスクスと笑えます。
時おり本人もハービー・ピーカーやジョイス・ブラブナー本人も出てきます、画像の手法はそんなに新しいとは思わなかったけど、結構かわった構成だったりして面白かったです。
ナンダカンダ言いながらも、しぶとく生き抜いていくハービーとジョイスの掛け合いも良かったです、『サイドウェイ』も楽しみですがそれまでにジアマッティを見ておきましょう、お勧めします。