 | いやぁ、オスメント君、声変わりしちゃってますよね。まずそれにビックリしましたが、デュヴァルとケインの"オスカー・コンビ"の共演も思ったよりも良かったです。 MOVIELINE誌の「スクリーンで観たい良質な脚本No.1」に選ばれたストーリーを、アカデミー俳優をキャスティングして完全映画化したこの作品、期待以上に僕には面白く感じました。 1960年代初頭のアメリカ。女手一つで育てられた14歳の少年ウォルター(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、この夏休みの間、母の都合で2人のおじいさんが住むテキサスの片田舎へ預けられることになった。だが、そこに待っていたのは、家にテレビもなく周囲に友達もいない無愛想で頑固一徹なハブ(ロバート・デュヴァル)とガース(マイケル・ケイン)のマッキャン兄弟。こうして彼ら3人は互いに戸惑いを感じながら、ぎこちない共同生活を始めることに。そんなある晩、ウォルターは屋根裏部屋で古い女性の写真を発見する。それには、マッキャン兄弟の壮大な過去が秘められていたのだった…。 どうやらオスメント君の声変わりを上手く使って、この映画は作られたみたいです、成長期の少年を表現したみたいです。 出てくるのはオスメント君とデュヴァルとケイン、キーラ・セジウィックと欲深な親戚の家族ぐらいなんですが、内容に轢かれて飽きることなく楽しめました。 |