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「グッバイ・レーニン」をお勧めします。

アレックスの努力には感動します。

画像:goodbyelenin.jpg説明
とにかくアレックス役のダニエル・ブリュールが健気で可愛いです、母クリスティアーネ(カトリン・ザース)に東ドイツとベルリンの壁の崩壊を悟られまいと東奔西走する姿が。
1989年にベルリンの壁が崩壊し、翌年には長らく分断されていた東西ドイツが統一されるという劇的な歴史的変化(僕もテレビで生で観て感動しました)を経験したものの、その後今日に至るまで東西間の格差が一向に縮まらないとか。経済的にも社会的にも混乱が打ち続くドイツ。そんな状況を背景に生み落とされて、一躍人々の注目と話題を集め本国ドイツで動員数600万人という大ヒットを記録したとか。独アカデミー賞では作品・監督・主演男優賞など、実に9部門受賞を果たしたそうです。
アレックス(ダニエル・ブリュール)の母、クリスティアーネ(カトリン・ザース)は、夫が西側へ亡命して以来、祖国・東ドイツに忠誠心を抱いている。建国40周年を祝う夜、クリスティアーネは、アレックスがデモに参加している姿を見て心臓発作を起こし、昏睡に陥ってしまう。意識が戻らないまま、ベルリンの壁は崩壊、東西ドイツは統一される。8ヵ月後、奇跡的に目を覚ました母に再びショックを与えないため、アレックスはクリスティアーネの周囲を統一前の状態に戻し、世の中が何も変わらないふりをしようとするが…。
アレックスの恋人となる看護士役で出演しているララこと、チュルパン・ハマートヴァ
の魅力にもやられましたが、121分という長さも気になりませんでした。
最後にクリスティアーネは亡くなってしまうのですが、ちっとも暗い雰囲気にならずに楽しめる作品でした。
ダニエル・ブリュールもとっても二枚目です、ユーモラスな雰囲気とホンワカしたムードをアナタにも是非味わってもらいたいです。お勧めします。