 | 率直に言うと、良い映画でしたが「たそがれ清兵衛」は負けていないと思いました。やっぱり「たそがれ清兵衛」はアメリカで正しく理解されていないように思います、「みなさん、さようなら」も良い映画でしたが。 ロンドンで証券マンとして働くセバスチャン(ステファン・ルノー)は、偏屈でスケベな父親、レミ(レミ・ジラール)の病気を知り、カナダに帰国する。女好きで身勝手なレミを反面教師として育ったセバスチャンだが、母に頼まれ、レミの幸せな最期を演出することに。頑固で憎まれ口ばかり叩くレミだが、世界中から集まった友人たちに会い、笑顔を取り戻す。痛みを和らげるため、医者に秘密でヘロイン治療を始めたレミだが、病状は次第に悪化し、セバスチャンは、レミを湖畔の別荘に移すことに。そして遂に、別れの時がやってきた・・・。 前半はどうかといった場面も見られましたが、後半は怒涛のような攻めで感動いたしました、流石はオスカー作品なだけあるなぁと思いました。 でも僕には「たそがれ清兵衛」の方が優れた作品に思えました、日本人だからかもしれませんが。
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