説明 |
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陽気なサンバとボサノバの国、ブラジルへやってきた若者たち。だがビーチの裏に広がるジャングルの中で、闇組織が恐るべき罠をしかけていた!「ブルークラッシュ」「イントゥ・ザ・ブルー」の実力派J・ストックウェル監督が、臓器密売を狙う一味に追い詰められていく主人公たちの逃走を描いた衝撃のサスペンス・ホラー。「トランスフォーマー」シリーズで主要キャストの1人である米軍士官を演じ、一躍知名度を高めたJ・デュアメルが主人公の青年に扮した。同種の「ホステル」に勝るとも劣らないショック場面も見どころだ。 ブラジルの田舎を旅する途中、バスの転落事故に遭ってしまったアレックス(ジョシュ・デュアメル)たち3人のバックパッカー。立ち往生する彼らは、眼下のビーチにバーがあると聞き、急遽予定を変更、夜通し飲んで大騒ぎする。だが酔いつぶれて目覚めた翌朝、彼らは荷物もパスポートも奪い去られたことに気づく。近くの村で荷物を探す彼らは、やがて村人たちと争いを起こし、昨夜バーで友達になった現地の青年キコ(アグレス・スタイブ)の助けで森の中へ逃げ出すのだが……。 ブラジルにやって来たバックパッカーの若者たちが罠にハメられ、臓器売買の標的にされてしまったことから決死の逃走劇を繰り広げるさまを描いたサバイバル・スリラーでした。 ブラジルを旅行中のジョシュ・デュアメル演じるアレックスにメリッサ・ジョージ演じるブルー、アレックスの妹オリヴィア・ワイルド演じるビーたち。 その道中で美しいビーチを見つけた彼らは夜通しで羽目を外し酔いつぶれてしまう、だが翌日目覚めるとパスポートなどが奪い去られやがて地元の子供たちが手にしていることが分かる。 住民たちと争いになるがその危機を救ってくれたのは地元の青年アグレス・スタイブ演じるキコ、キコによって安全な場所だというジャングルのコテージへ案内されるアレックスたちだったが、10時間も歩かされコテージに到着してみるとそこは臓器密売組織による臓器摘出の現場、罠にはめられた事を知ったアレックスたちは必死に脱出を図るのだが・・・。 最近増えてきた『ブラジルもの』と言える作品です、ブラジルで横行している臓器売買とブラジルに旅に来た青年たちのサバイバル・ホラーでした、乗っていた観光バスが意図的に?横転したことからそのバスに同乗していた若者たちが、南米の楽園漂流生活からとてつもない恐怖の奈落の底に転落して行きます。 『シティ・オブ・ゴッド』や『シティ・オブ・メン』などブラジルのスラム街を舞台にした、優れたドキュメンタリー・タッチのドラマはこれまでにもありましたが 次のオリンピックがブラジルのリオデジャネイロということですがどんなに危険なところで、安全な街とは決して言えないリオデジャネイロを舞台に“臓器売買”を扱ったサバイバル・スリラーでした。 いかにも欧米からの旅人らしい人間たちがリオの浜辺で騙されて、荷物を取られたことからそれが怖ろしい体験の始まりとなりますが、最初はお気楽な異国ブラジルのリゾートで楽しそうに海辺のリゾートを満喫していた若者たちに悪夢が襲いかかります。 テンポや展開も良くて思っていたよりも良かったです、それなりに最初はバカで愚かな若者たちが次第に追い詰められて行く姿は緊張感ありました、お勧めします。 |