>>一覧  >>修正   前へ<<  >>次へ


「イエスマン “YES”は人生のパスワード 」をお勧めします。

「イエスマン “YES”は人生のパスワード 」をお勧めします。

説明
仕事でもプライベートでも、とりあえずノーと答えてしまう後ろ向きな主人公が、どんな頼み事にもイエスと答えることで人生を変えていく姿を描いたヒューマン・コメディ。実際に、何にでもイエスと答えるという試みを行ったBBCラジオ・ディレクターの実話手記を下敷きに映画化された。主演は「フィリップ、きみを愛してる」などの人気俳優ジム・キャリー。イエスのひとことで人生が思わぬ方向へと転がり出す男を好演した。共演には「ハプニング」のズーイー・デシャネルにテレンス・スタンプ。観終わった後、前向きな気持ちになれる1作に仕上がった。


銀行の貸付係カール(ジム・キャリー)は、ひどいネガティブ思考の持ち主だった。特に離婚してからというもの、融資の申請には却下を出し続け、友人知人の誘いも断るばかり。ついに親友の婚約パーティまでもすっぽかした彼は、強引にカリスマ主催者テレンス(テレンス・スタンプ)の啓発セミナーに参加させられる。それは、あらゆる選択にイエスと答えることで人生を変えるというものだった。全員の前で誓いを立てさせられた彼は、しぶしぶ《イエスマン》となるのだが……。



すべての答えを“ノー”から“イエス”に変えたことで人生が一変するジム・キャリー主演のヒューマン・コメディでした、何でもノーで済ませてきなネガティブな人生を転換すべく、あらゆることにイエスと答えてみると誓いを立てた男が辿る思いも寄らぬ顛末を描きます、監督は「チアーズ!」「恋は邪魔者」のペイトン・リード。


銀行で貸し付けを担当しているバツイチ男ジム・キャリー演じるカール・アレン、離婚して以来私生活では友人からの誘いをいつも断り仕事でも極めて後ろ向きな人生を送っていた。
そんな彼もある日親友の婚約パーティまでもすっぽかしてしまったことでついに友人から、“生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる”と脅されその改善にとあるセミナーへ参加。
そこで主宰者テレンス・スタンプ演じるテレンスから意味のある人生を送るためには全て“イエス”と言うだけ、と説かれたカールはとりあえず“イエス”を連発していくと次第に物事が好転し始める、さらには“イエス”の効能でズーイー・デシャネル演じるアリソンという女性と出逢い良いこと尽くめのカールだが・・・。

原作は番組プロデューサーや司会者などマルチに活躍するイギリス人ダニー・ウォレスが、実際に全てに“イエス”と答え続けた6ヵ月間に渡る実践を綴ったベストセラー体験記だものだそうです、しかし全ての問いかけやお願い・質問に“イエス”と答えるのは大変なことでしょうね、ジム・キャリーが主人公のカールを好演していましたが彼は下ネタとかくだらない事しても下品に見えないから得ですよね。

何に対しても否定的だった男が人生を変えるべくすべてにイエスで答えるという誓いを立てる事により、何事にも消極的・ネガティブだった男が積極的・ポジティブに人生の出来事を前向きに捉えて行く事により、カールの人生がアリソンという素敵な女性の登場もあって劇的に変化していきます。

会社の上司のノーマンとにらめっこみたいなことをするんですがそこでジム・キャリーが、清水アキラバリの『セロテープ芸』を披露してくれていたのには腹を抱えて笑いました、また夜の“日比谷の野音”みたいな深夜のハリウッドのライブ会場で、ジム・キャリーとズーイー・デシャネルが歌う『ビートルズの一曲』も良かったです。

アリソンを演じたズーイー・デシャネルも何時の間にか貫禄が付いてきましたね、演技も勿論良かったですが可愛くて少し変わった女の子をキュートに演じていました、そして怪しいセミナーの主催者のテレンスを演じたテレンス・スタンプも流石の存在感を発揮していました。

親友のブライダル・シャワーを頼まれたカールは色々な人に感謝されますが、自分とのことも“イエスマン”の結果だと思われているアリソンには絶縁状態、果たしてカールとアリソンの関係とテレンスの本当の教えやいかに?

ラストも笑えたしエンドロールも良かったです、お勧めします。