説明 |
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「チャーリーズ・エンジェル」のルーシー・リューが復讐に挑むセクシーなヴァンパイアを演じるホラー・アクション。謎のヴァンパイア集団に殺され、自らもヴァンパイアとなってしまったヒロインが、生血を欲する自分への嫌悪と罪悪感を抱えながら復讐に突き進む姿をハードかつクールに描き出す。共演は「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」のマイケル・チクリス。監督は「ゴシカ」「スネーク・フライト」などの脚本で知られるセバスチャン・グティエレス。 敏腕記者のセレディーが若い女性へ謎めいたカルト集団について取材した後、その女性が殺されてしまう。胸騒ぎを覚えたセレディーは再度調査を始めるが、逆にカルト集団に拉致され、殺されてしまう。しかし、彼女は検死所の解剖室でヴァンパイアとして復活。まぶしい日差しを避けるためにサングラスを盗み、街をさまよい歩き、のどの渇きを抑えられずにホームレスの宿泊所で男の腕を噛み切る。人として生きられなくなった彼女は、カルト集団のヴァンパイアたちに復讐を開始するのだった・・・・。 「チャーリーズ・エンジェル」のルーシー・リューが復讐に挑むセクシーなヴァンパイアを演じるホラー・アクションでした、謎のヴァンパイア集団に殺され自らもヴァンパイアとなってしまったヒロインが、生血を欲する自分への嫌悪と罪悪感を抱えながら復讐に突き進む姿をハードかつクールに描きます。 LAウィークリーの敏腕記者ルーシー・リュー演じるセイディーが取材した若い女性の変死体で発見される、現場に駆けつけたマイケル・チクリス演じるローリンズ刑事は死体が自分の娘マーゴ・ハーシュマン演じるトリシアだと知る。 セイディーもそのカルト集団に拉致され彼らの正体が生血を吸うヴァンパイアだと知るが惨殺されゴミ捨て場にうち捨てられる、その後ヴァンパイアとして生まれ変わったセイディーは彼らへの復讐を決意、娘を奪われ怒りに震えるローリンズ刑事と手を組み悲壮な決意を胸にヴァンパイア狩りへと向かうのだったが・・・。 ルーシー・リューがあまり好きではない僕ですがこの「ブラッド」はホラー映画としては評価がバラバラで、仕方なくというかとりあえず見てみようということになった作品でした、わりとホラー映画ファンの間でも賛否両論あって良い評価と悪い評価があり、ルーシー・リューが大好きらしいおすぎさんは面白いと評価した作品でした。 タイトルだけだと“吸血鬼”や“ヴァンパイア”をイメージするホラー映画なのかなと期待しますが、どちらかというとホラー映画というよりもヴァンパイアぬされてしまったルーシー・リューが謎のアーチュロという男に助けられ、ヴァンパイアとなり娘トリシアを殺されたマイケル・チクリス演じるローリンズ刑事と、ビショップやイブらに復讐するといったお話でルーシー・リュー演じるセイディーの悲哀を描いた作品でした。 僕は『チャーリーズ・エンジェル』シリーズもチョン・ジヒョンやヴィッキー・チャオに藤原紀香が、アジアの代表として出たら良かったと今でも思っているくらいで演技力は評価しますがルーシー・リューは苦手、不安はありましたがこのホラー・ヴァンパイアものを見ることになりました。 しかしヴァンパイアもずいぶん変換を遂げ今では十字架を見せられても何にも感じなくなりましたね、心臓に杭を打っても死なないし血を吸う“カメラ”や“犬”まで出現してきて最近は何でもあり状態に、しかし“ヴァンパイア映画”というのはどこか『ゾンビ映画』と似ているところがありますよね、咬まれると移るところや人を襲うしゾンビは脳でヴァンパイアは心臓を破壊されないと死なないし。 おすぎさんも言ってたけどルーシー・リューの“哀しさ”はこちらに伝わってきたし、ルーシー得意のアクションも入れて夜の闇に戦いを挑んでいくのも良かったです、ラストのマイケル・チクリスの選択も良かったしホラー映画にお決まりのラストもありがち感がグーでした、お勧めします。 |