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「ヘッドハンター」をお勧めします。

「ヘッドハンター」をお勧めします。

説明
情報テクノロジーのベンチャー・ビジネスで画期的な発明をした主人公が、非情なヘッドハンターの格好の標的となり、危険極まりないストーカーと化した彼に始終つきまとわれて戦慄の恐怖を味わう様子をスリル満点に描写。「トゥルー・ロマンス」のクリスチャン・スレイターが、初の悪役に挑んで鬼気迫る演技を披露。そんな彼につきまとわれ、とんだ迷惑を被る主人公を演じるのは、人気TVドラマ・シリーズ「アリー・myラブ」のギル・ベロウズ。エステラ・ウォーレンにマイケル・クラーク・ダンカン



 シアトルの中小企業に勤めるベン(ギル・ベロウズ)は、ある液体を人間に投与すれば、その人物の居場所を特定できる画期的な追跡システムを開発することに成功。そんな彼の優秀な才能に目を付けたヘッドハンターのヴィンセント(クリスチャン・スレイター)が、高収入をエサに大企業への転職の話をベンに持ちかけてくる。社長に恩義のあるベンはその話を断わるが、ヴィンセントは言葉巧みにベンの妻エミリー(エステラ・ウォーレン)や子供を籠絡したのみならず、あらゆる非情な手段を用いてベンを引き抜きにかかる・・・・。


生き馬の目を抜く熾烈な生き残り競争が日々繰り広げられるアメリカのビジネス世界を舞台に、目的のためには手段を選ばない非情な男と化した狂気のヘッドハンターの姿を描いたサスペンス・ドラマでした、主演は「トゥルー・ロマンス」「クライム&ダイヤモンド」のクリスチャン・スレイターです。

優秀な人材を引き抜き大企業に斡旋する“ヘッドハンティング”を生業とするクリスチャン・スレイター演じるヴィンセント、彼が新たに目を付けた男は情報テクノロジー分野で画期的な発明をしたギル・ベロウズ演じるベン・キーツ、さっそく金銭面の条件を提示し相手の出方を探るヴィンセント。
しかし社長に恩義を感じ現在の会社・社長のマイケル・クラーク・タンカン演じるフランクに何の不満もないベンはそのオファーをあっさりと拒絶、しかしヴィンセントは狙った獲物は決して逃さず殺人さえも厭わないあまりにも危険すぎる男だった・・・。

イヤにクリスチャン・スレイター若いなと思ったらこれは2004年の映画でした、これも最初はお勧めするつもりはありませんでしたがあんまりにもテンポが良くて、クリスチャン・スレイターが良かったのでお勧めした作品です、エステラ・ウォーレンが可愛かったのも魅力的でした。

血も涙も無い“非情のヘッドハンター”ヴィンセントにクリスチャン・スレイターが扮し、優秀ですが目的のためなら手段も選ばずに殺人までもいとわないという男を演じています、非常にスピード感がありテンポも良くてサスペンスとしては凄く良く出来た映画だったと思います。

クリスチャン・スレイターは若い頃から活躍し『トゥルー・ロマンス』や『忘れられない人』、『インタヴュー・ウィズ・ヴァンパア』といった人気作や話題作に出演してきましたが『ブラッド』を最後に、一線級の映画・話題作といった映画には出演しておらずマイナーな映画にばかり出演していました、つい最近もあまり『インヴィジブル』の話題にも上らなかった映画で見かけました。

マイケル・クラーク・タンカンがベンの会社の人望厚い社長のフランクを好演していましたし、妻のエミリーをエステラ・ウォーレンが相変わらずグラマラスで可愛らしかったです、優秀さゆえにヴィンセントから執拗に狙われるベンのギル・ベロウズも良かったけどやっぱりクリスチャン・スレイター。

ラストのアクションとか悪く言えばいい加減な所もありますが、全体的には楽しかったです、お勧めします。