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「ラーメンガール 」をお勧めします。

ブリちゃんと西田敏行さん、良かったですよ。

説明
「釣りバカ日誌」シリーズを始め、国民的俳優として人気の西田敏行が、これまた国民食のラーメンの名人に扮してハリウッドデビューを飾ったハートウォーミングコメディ。失恋して行くあてもない東京で美味しいラーメンに癒され、言葉も通じないまま西田扮するラーメン職人に弟子入りしたヒロインの奮闘を綴る。主演は「ジャスト・マリッジ」などで注目のブリタニー・マーフィ。言葉こそ通じないが、いつしか頑固な師匠と心を通じ合わせるヒロインをキュートに熱演した。共演は余貴美子をはじめ、石橋蓮司、山崎努などの実力派が揃う。


恋人を追いかけて、アメリカから東京へとやってきたアビー(ブリタニー・マーフィ)。だが彼女に恋人は冷たく別れを告げ、アビーは言葉も通じない異国で途方に暮れる。そんなとき、彼女はふと入ったラーメン店で温かい一杯に心まで癒され、ラーメン作りこそが自分の天職だと確信する。アビーは半ば強引に店主のマエズミ(西田敏行)に弟子入りするが、互いに言葉の通じない2人はいがみ合ってばかり。ただでさえ気むずかしいマエズミの無理難題に困惑するアビーだが……。



ハリウッドの人気女優でしたが昨年末に急逝してしまったブリタニー・マーフィを主人公に、アメリカ人女性が遠い異国の地東京でラーメン修行に励む姿を描いた異色コメディ・ドラマでした、頑固なラーメン屋の主人は西田敏行さんで奥さん役の余貴美子も良かったです。

恋人を追いかけてアメリカからはるばる日本にやってきたブリタニー・マーフィ演じるアビー、が恋人に捨てられ言葉も通じない東京で一人途方に暮れてしまう。
彼女はふと入った店で食したラーメンに感激し救われた気持ちに、そして一念発起したアビーはその店のガンコ親父西田敏行演じるマエズミに弟子入り志願しラーメン修行を始めるが・・・。

突然2009年に亡くなった可愛いいブリちゃん演じるアビーが東京を舞台に、好きだった彼氏にフられ何かに誘われるようにふらっと立ち寄った西田敏行さん演じるラーメン屋の味に惹かれて、食を通じて彼と彼の笑顔を取り戻したい一心でラーメン屋の道を志します。

ブリタニー・マーフィーことブリちゃんが死んでしまったなんて信じられないし悲しいですが、色々複雑なブリちゃんとこれまた“シンタロウ”など色々複雑な問題を抱えた西田敏行さんが、不器用ながらお互いに言い合いや喧嘩を繰り返しながら成長していきます。

出てくる日本語はキレイな日本語だったし西田敏行さんや余貴美子さんが話す日本語もキレイ、日本人が話す英語もたどたどしくて日本人の彼氏になるトシが韓国の俳優さんなのは残念だったけど理由があって納得、ラーメン博物館やコスモクロックに横浜の風景が出てきてなんだか凄く嬉しかったです。

最近見かけなくなったエア・あややのマエケンがブリちゃんに惚れる“男性役”で出てましたが、なかなか様になってて意外な才能を感じましたし余貴美子さんが暖かくブリちゃんを見守るのも素敵ですが、やっぱり西田敏行さんとブリちゃんのやり取りが抜群で腹を括ったブリちゃんの携帯を西田さんが下駄で踏み潰すのも最高、段々とブリちゃんのやる気と共に衣装もそれらしく変わっていくのも良かったです。

やがて石橋蓮司親子とのラーメン対決が迫る中彼氏のトシが上海に転勤に、ラーメンのスープを作ったアビーのスープを“魂がない”と捨てるマエズミ、果たしてラーメンの師匠の山崎努さんの決断やいかに?

山崎努さんが『クライマーズ・ハイ』や『おくりびと』同様素晴らしい演技でした、アビーの成長や西田敏行さんとのやり取りをもう少し丁寧に描いて欲しかった気がします、お勧めします。