説明 |
---|
TVドラマ版「幼獣マメシバ」が放送された後に公開された映画版ながら、少し異なるストーリーなのでTVドラマ版を未見の人も大いに楽しめるキュートな1 本。ニートとして自宅警備に勤しむ主人公が、マメシバ(本作ではあくまで小型の柴犬をさす)を相棒に旅を続けるうち、自分だけの世界から飛び出し、成長していく物語。最大の売りであるマメシバの一郎がまず文句なく可愛い。富士山を含む自然豊かな一帯を主人公・二郎とマメシバ一郎のコンビが旅するユーモラスな光景は癒し効果激高。二郎に扮した個性派、佐藤二朗の存在感も要注目。 自宅で引きこもって暮らす芝家の35歳の一人息子、二郎(佐藤二朗)だが、突然父親の良男(笹野高史)が他界し、続いて母親の鞠子(藤田弓子)が家出してしまう。そんなある日、二郎は近所で柴犬の子犬と出くわすが、子犬はいくら追い払っても二郎から離れない。その子犬、一郎は、母親の鞠子が自分を捜させるために寄こしたものだった。一郎が身に付けていたヒントが気になった二郎は一郎をお供に電車に乗り、その答である土地に向かうと、そこでは新たなヒントが……!? |