説明 |
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“米インディペンデント映画の雄”ジョン・カサヴェテスを父に、そして名女優ジーナ・ローランズを母に持つ映画一家のサラブレッド、ゾーイ・カサヴェテス。既に映画監督として活躍中の兄ニックに続いていよいよ彼女も本作で待望の映画監督デビュー。男運に恵まれず、恋を諦めかけていた30代の独身女性をヒロインに、彼女が遂にめぐりあった素敵な男性との気になる恋の行方を切なくヴィヴィッドに描く。「アイズ」のパーカー・ホージーと「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポーが主役のカップルを好演するほか、母ジーナ・ローランズもゲスト出演。 NYのホテルでVIPの対応係として働く30代の独身女性ノラ(パーカー・ホージー)。なかなか男運に恵まれず、落ち込んでいた彼女は、ある晩、ふと気晴らしに出かけたパーティでフランス人男性のジュリアン(メルヴィル・プポー)と遭遇。出会った瞬間から情熱的に自分をくどくジュリアンの態度に、はじめは逃げ腰だったノラも、次第に彼に惹かれるようになる。ところがそんな矢先、ジュリアンは帰国することになり、一緒にパリへ行こうという彼の誘いに、ノラは思い迷って…。 “インディペンデント映画の雄”ジョン・カサヴェテスと大女優ジーナ・ローランズを両親に持つサラブレット、ゾーイ・カサヴェテスが監督デビューを飾ったロマンティック・ストーリーです、ニューヨークとパリを舞台に恋をあきらめかけていた30代のヒロインに訪れた思いがけないロマンスの行方をリアルに綴ります。 ニューヨークのホテルで働く30代の独身女性のパーカー・ホージー演じるノラ・ワイルダーは、男運がなく親友は幸せな結婚をしたが自身は結婚からますます縁遠くなっていきます。 ジーナ・ローランズ演じる母親からもことあるごとに心配されるノラだが恋に対しても臆病になり始めていた時、気分転換に出たパーティでフランス人のメルヴィル・プポー演じるジュリアンと出会うが情熱的にアプローチしてくるジュリアンに戸惑いつつも、次第に彼に惹かれていくノラだったが・・・。 あのニック・カサヴェテスの妹でジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズの娘の、ゾーイ・カサヴェテスが初監督した作品でしたがその作風はニック・カサヴェテスや兄弟のジョン・カサヴェテスとも少し違っていたように思いました。 魅力的なのに男運がなくて何故か30になっても未だに結婚出来ないヒロインが主人公のコメディは珍しくないですが、随所にパソコンで男性を検索したり親友のオードリーは自分の元カレと結婚して上手く行ってるなど、現代的な女の子で本当に容姿や性格に問題はないんだけど何故か結婚出来ない30歳の女の子ノラを、パーカー・ホージーが爽やかに好演していました。 ジュリアンが仕事でフランスに帰りノラとオードリーはフランスへジュリアンの携帯の番号を持ってやってきます、それまでは父のニックと兄のジョンを足して二で割ったような映画をゾーイは造るけど、ありきたりだなぁなんて思いましたがパリに来てからこの話は面白くなってきましたね。 オードリーは夫のマークと一見仲睦まじいように見えますが実はそうでなかったり、ノラがオードリーとパリへ行ってからのお話しも面白かったかな、一風変わった楽しいラブ・コメディでした、お勧めします。 |