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「彼が二度愛したS」をお勧めします。

「彼が二度愛したS」をお勧めします。

画像:kareganidoaishitas33.jpg説明
第81回アカデミー賞授賞式で司会役の大任を見事にこなし、男ぷりをさらにあげたことも記憶に新しい、人気男優のヒュー・ジャックマン。彼が本作の脚本に惚れ込み、自ら共同製作も兼ねて映画化を企画。会員制の高級秘密クラブをエサに、ユアン・マクレガー扮する孤独な会計士を罠へと誘い込むNYのカリスマ顧問弁護士という悪役を、憎らしいほどクールかつダンディに演じてみせる。2人の男たちの板挟みとなって苦悩するミステリアスな美女“S”を妖艶に演じるのは「ブロークバック・マウンテン」のミシェル・ウィリアムズ。監督は本作がデビューとなるマーセル・ランゲネッガー。



NYで真面目一筋の単調で退屈な毎日を送るお堅い会計士のジョナサン。そんなある日、彼は派遣先の大手法律事務所で顧問弁護士のワイアットと知り合い、優雅でダンディなそのライフスタイルに憧れを抱くようになる。お互いの携帯電話を取り違えたことがきっかけで、NYのエグゼクティブたちだけに許された会員制の秘密クラブをワイアットから紹介されたジョナサンは、魅惑的美女たちとのランデブーにのめりこんでいくのだが……!?



冴えない毎日を送る孤独な会計士がセレブな弁護士との出会いをきっかけに、会員制の高級秘密クラブにのめり込み背後に仕組まれた危険な罠にハメられていく官能サスペンス・ミステリーでした、主演はユアン・マクレガーとヒュー・ジャックマンやミシェル・ウィリアムズでした。

ニューヨークの真面目な会計士ユアン・マクレガー演じるジョナサンは職場と家を往復するだけの孤独な人生、ある日監査員として派遣された大手法律事務所で弁護士のヒュー・ジャックマン演じるワイアットと意気投合、ジョナサンとは対照的にセレブを絵に描いたような優雅な生活を送るワイアット。
偶然からジョナサンはエグゼクティブのための会員制秘密クラブを紹介され、美女との一夜限りの関係にのめり込みやがてかつて地下鉄で見かけて一目惚れした女性S(ミシェル・ウィリアムズ)とそのクラブで再会するが、名前が“S”から始まることしか分からないその女性に溺れるジョナサンだったが・・・。

舞台は愛と金と欲望が渦巻くNYの裏社会でヒュー・ジャックマンとユアン・マクレガーという2人の人気男優が、スリリングなだまし合いのゲームを繰り広げるエロチック・サスペンスでした、とにかくヒュー・ジャックマンの悪人ぶりとミシェル・ウィリアムズの綺麗さが目立った映画でした。

一昔前だったら主役はマット・デイモンがやっていたんだろうなと思いながら見ていました、でも主役のジョナサンを演じたユアン・マクレガーが奥手でナイーブな主人公のジョナサンを好演、『スター・ウォーズ』のアナキンや『トレインスポッティング』なんかで幅広い役をこなせるのは分かっていましたが、こういったナイーヴな青年をやらせたら天下一品の上手さを発揮しますよね。

ビックリしたのは新“おヒュー様”ことヒュー・ジャックマンでした、これまで甘いマスクとその誠実な人柄からかイイ人や善人を演じることが当たり前のようになっていましたが、今作では悪役のワイアットをダンディーで楽しそうに演じていました。

シャーロット・ランプリングが謎のクラブの会員役というのもビックリしましたが、ミシェル・ウィリアムズが謎めいた女の“S”を熱演して更に美しさもアップしていました、別れてしまいましたがあの“ヒース・レジャー”と結婚して娘までもうけた女性ですからね、今回の映画ではユアンとジャックマンを虜にする魅力的な女性“S”を好演、僕のようなミシェル・ウィリアムズ大好きな人にはたまらない映画でしたね。

なんかラストに出てくる秘密クラブの女性が綺麗で印象的な女性だなぁと思ったらマギー・Qでした、割と途中までは話しの展開もラストまでのシナリオも読めしまうモノでしたがユアンやおヒュー様、ミシェルにシャーロットにマギーの好演で楽しめる作品になっていました、お勧めします。