 | あまりにも親しくなりすぎて、友情から恋愛に発展し損ねた男女の恋を綴ったラブコメディの注目作。大ヒットドラマ「グレイズ・アナトミー」のハンサム外科医デレク役で人気のパトリック・デンプシーが、軽妙な持ち味を生かして主人公を好演する。原題のメイド・オブ・オナーとは結婚式における花嫁付添人のことで、通常は花嫁と親しい女性が務める役割。主人公の男性は、愛するヒロインからなんとその花嫁付添人を頼まれるのだが……。ヒロインには「M:i:III」「イーグル・アイ」の人気女優ミシェル・モナハンが扮し、魅力を振りまく。
プレイボーイのトム(パトリック・デンプシー)と生真面目なハンナ(ミシェル・モナハン)は学生時代からの親友同士。性格は正反対だが、なぜか気が合い、2人は男女の壁を越えて恋人よりも親しい存在となっていた。そんなある日、長期海外出張に発ったハンナの不在で、トムはようやく彼女を心から愛していたことに気づく。帰国した彼女に思いを告白しようと決心するトムだったが、彼女は出張先で富豪の男性コリン(ケヴィン・マクキッド)と婚約し、さらにトムに結婚式の筆頭花嫁付添人(メイド・オブ・オナー)を務めて欲しいと頼むのでしたが・・・。
TVドラマ「グレイズ・アナトミー」で人気のパトリック・デンプシーと、「M:i:III」のミシェル・モナハン主演で贈るロマンティック・コメディです、長年の大親友である女性への愛に気付くも突然他の男と結婚が決まった彼女の、花嫁付添人を務めるハメになった主人公の恋の行方を描きます。
大学時代から10年来の大親友であるパトリック・デンプシー演じるトムとミシェル・モナハン演じるハンナ、性格も境遇も対照的ながら2人は互いを知り尽くし恋人同士のように度々一緒に出掛け、何でも打ち明けられる男女の壁を越えた間柄だった。 ある時ハンナがスコットランドへ6週間の長期出張に発つとトムは、いつも自分のそばにいることが当たり前の彼女と離れたことで初めてハンナへ恋していると気付く、そして彼女にこの想いを伝えようと腹を決めたトムだったが再会したハンナは出張先で出会った恋人ケヴィン・マクキッド演じるコリンを連れてきた。 コリンとの婚約を報告され結婚式での彼女の筆頭花嫁付添人(メイド・オブ・オナー)を頼まれ、結局その役目を引き受けてしまうトムだが・・・。
人気ドラマ「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシーが主演するラブコメディでした、全米でも大ヒットし大好きなミシェル・モナハン共演とのことだったのでこの映画も期待していました、パトリック・デンプシーは『キャント・バイ・ミー・ラブ』の頃から大好きなんだけど結婚を信用しない遊び人の男を演じていました。
長年の親友だった女性への愛に気づいたトムでしたが彼女ハンナは別の男性コリンと婚約してしまい、あろうことか筆頭花嫁付添人(メイド・オブ・オナー)を頼まれて承知してしまった女ったらしの男トム、ミシェル・モナハン演じるハンナの表情を見ていて『ひょっとしたらこれは・・・』と思いましたが、ミシェル・モナハンの演技は爽やかで良かったしパトリック・デンプシー演じるトムも楽しかったです。
オープニングの1998年の“モニカ・ルインスキーとビル・クリントン”のジョークも良かった、トムのパパは娘くらいの年の女の子と7度目の結婚をしてトムには“追っかけブロガー”のパパのナースがいるくだりも、恋敵コリンを貶めようとするもコリンがスコットランドの“公爵”であると分かった時のトムの様子は、『ラブ・アクチュアリー』のローラ・リニー演じるサラの“永遠の一秒”みたいで最高でした。
またここでも布袋版“仁義無き戦いのテーマ”の『Battle Without Honor or Humanity』が少しだけ使われますがやっぱりあの音楽はアガりますよね、結婚してからはスコットランドに永住するから今日がニューヨークは最後とハンナ、7度目の離婚間近のパパに『好きな人を簡単に諦めるのは腰抜け』だと忠告されるトム、果たしてトムの運命やいかにという映画でしたがとても面白かったです。
ストーリー展開も僕が予想したものとは違いましたし、ハンナのママの『アポロ13』のキャスリーン・クインランの表情が良かった、知らなかったスコットランドの伝統も知れたし自然の美しさも素晴らしかったです、素敵なロマンティック・コメディでした、お勧めします。 |