 | マーク・ミラーとJ・G・ジョーンズによるグラフィック・ノベルが原作だが、弾道をカーブさせる銃の撃ち方を筆頭に、常識では“ありえねー!”という仰天の銃撃戦&カーチェイスがたっぷり。全米興収が1億3400万ドルを突破した話題の大ヒット作だ。「トゥームレイダー」など、強い女を演じたら当代一のアンJはやはりカッコよく、「つぐない」の新星ジェームズ・マカヴォイも注目度は急上昇。監督はロシアで「ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR」を大ヒットさせ、本作でハリウッド進出したティムール・ベクマンベトフ。再びアンJ主演で第2作も作る予定。
サエない青年サラリーマンのウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)はコンビニで謎めいた美女、フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)と出くわすが、直後、そこに現れた面々とフォックスは銃撃戦を開始。ウェスリーは彼女の案内である織物工場に連れていかれるが、そこは古から多数の暗殺に加担してきた秘密組織《フラタニティ》の基地。フォックスの上司スローン(モーガン・フリーマン)はウェスリーの父が《フラタニティ》で最高の暗殺者だったといい、ウェスリーもそこで暗殺者になる訓練を受けることに……。
オスカー女優アンジェリーナ・ジョリーと「ペネロピ」のジェームズ・マカヴォイが、規格外の壮絶アクションを繰り広げる痛快エンタテインメント大作でした、マーク・ミラー&J・G・ジョーンズによる人気グラフィック・ノベルを、「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ監督がスタイリッシュに映像化しました。
冴えない青年ジェームズ・マカヴォイ演じるウェスリーの前にウェスリーの亡き父は凄腕の暗殺者だったと、謎の美女アンジェリーナ・ジョリー演じるフォックスが現われその直後からウェスリーは、何も事情が飲み込めぬまま激しい銃撃戦に巻き込まれ淡々と応戦するフォックスに守らる。 彼女にある集団のもとへと案内されるが彼らはギリシャ神話の時代から神に代わり、<運命の意志>を実践してきた“フラタニティ”という秘密の暗殺組織でその一員だったウェスリーの父は、トーマス・クレッチマン演じるクロスという元フラタニティの敵に殺されてしまったという。 さらに自分が暗殺者の素質を持ち組織の王位継承者でもあると知らされたウェスリーは、父の復讐を誓いその宿命を受け入れ暗殺者としての潜在能力を覚醒させるためフォックスの下で尋常ならざる特訓を受けることになる・・・。 ハリウッドで今最もホットな男ジェームズ・マカヴォイと人気女優アンJ主演の型破りなノンストップ・アクションです、ある青年が謎の組織で一流の暗殺者になる特訓を受けることになり今までの映画に無かった激烈アクション満載でした、オープニングからこちらの度肝を抜くようなアクション・シーンの連続で素晴らしかったです、後半は意外な展開になり観ているこちらは否が応でもストーリーにどんどん入り込んで行きます。
「ナルニア国物語/第1章・ライオンと魔女」で半人半獣の優しい“タムナスさん”を演じ、「ペネロピ」「つぐない」でナイーブな役をこなしてきたジェームズ・マカヴォイが、ここ数年で急激に評価を高めてきましたが彼の頑張り無くして今回の「ウォンテッド」の成功は無かったでしょうね、オープニングで仕事にプライベートに散々な青年ウェスリーで出てきますが、アンジェリーナ・ジョリー扮する謎の美女フォックスと出会い彼女の所属する暗殺組織“フラタニティ”に入ってから彼の生活は一変します。
必殺仕事人軍団のボスのモーガン・フリーマン演じるスローンからスカウトされて一員になったウェスリー、一人前の暗殺者となり“フラタニティ”のエースとして活躍するようになりますが物語は意外な展開を見せて行きます、62キロだった体重に12キロの筋肉をつけてこの映画の裸“ウェスリー”になるために隆々の筋肉マンに変身したそうです、“覚醒”してからのジェームズ・マカヴォイの変わりようも凄かったですがアンJ達の訓練もぶっ飛んでいて凄かった、まあ服を着ていると今までの繊細さは残っていますが過激なスタントを自ら演じる様は素晴らしいの一言。
アンJもかっこいいというかここまで来たら芸術の域に達してますよね、いきなりカートの前に登場して変なマシンガンをぶっ放したかと思ったら今度はフェラーリをかっ飛ばしてカーチェイス、それで撃ち合いになるとハンドルをカートにやらせてアンJはフロント・ガラスをぶち破ってひたすら撃ち合い、やっぱりアンJはラブ・ストーリーもシリアスもコメディもアクションにアドベンチャーSFも簡単にこなしますね。
それとアンJならスタント無しで出来ると思っちゃいますしアンJは演技力や存在感に説得力がありますよね、妖しいあの眼力と厚めの唇に観ているこっちは引き寄せられっ放しでしたが、今回は暗い過去を持った“フラタニティ”の一員のフォックスを演じていましたがキレイなのは勿論カッコ良かったです。 殺しのエースになったウェスリーは敵の刺客を暗殺するミッションにつくことになりますが、その敵であるクロスから信じられない事実を告げられて真実の敵を自分の手で暴く話になっていきます、ここ最近にはない華々しいアクションの数々と展開の面白さはちょっと群を抜いていましたね、想像を絶するアクションとサスペンスの連続でこんなに楽しめるアクション映画だとは思いませんでしたし嬉しい驚きでした、強力にお勧めします。
|