 | 殺人鬼ジグソウ亡き後も惨劇は終わらない! さらなる生け贄と数々の罠を引っさげ、新たな死のゲームが展開するシチュエーション・スリラーの人気作第5弾。ジグソウの後継者とは誰か、そして彼が妻に残した遺品の謎とは? 今回も過去の作品にさかのぼって多くの伏線と謎がちりばめられており、できればシリーズ全作、少なくとも第4作は復習しておく必要があるだろう。死してなお“ゲーム”を操るともいえるジグソウには、シリーズ通してトビン・ベル。物語の軸となる2人の捜査官には、前作から続いてスコット・パターソンとコスタス・マンディロア。
ジグソウが仕掛けたゲームに捕らわれながら、九死に一生を得たFBI捜査官ストラム。命と引き替えに大怪我を負った彼は、やはりゲームに巻き込まれながら、無傷で生還したホフマン刑事をジグソウの後継者ではないかと疑う。一方、ある密室の中では、首輪と鎖で拘束された5人の男女が目覚めていた。首輪につなげられた鎖の先には、ギロチンのような鋭い刃が待ち受ける。やがてビデオの電源が入り、何者かがゲームの開始を告げる・・・・。
さらなる生贄と仕掛けを散りばめ新たな殺人ゲームが繰り広げられる、シチュエーション・スリラーの大ヒットシリーズ第5弾でジグソウ亡き後ゲームをコントロールする者の正体や、ジグソウが生前に託した遺品の謎に迫りながら驚愕のストーリーが展開されます。
トビン・ベル演じるジグソウの罠に掛かかるも一命を取り留めたFBI捜査官スコット・パターソン演じるストラムは、同じくジグソウのゲームで傷一つ負わずに生還したコスタス・マンディロア演じるホフマン刑事がジグソウの後継者と疑念を抱く。 一方とある法律事務所ではジグソウの元妻ベッツィ・ラッセル演じるジルが、生前にジグソウから預けられたという遺言のビデオテープと遺品の入った精巧な木箱を弁護士より手渡される、そしてビデオのジグソウに従うがまま彼女はその箱を開けるのだった。 そんな中密室の中でそれぞれ首輪を装着された5人の男女が目覚める、彼らの首輪は部屋の壁にある大きなV字型の刃とケーブルで直結されていた、こうしてまたしてもジグソウのごとき殺人ゲームが何者かの手によって始まるのだが・・・。
時間内に究極の選択をしなければ死が訪れるというジグソウ亡き後も続く恐怖のゲームが始まりました、またかよと思ったりもしまいますが果たしてアマンダ亡き後ジグソウの遺志を継ぐ者とはいったい誰なのか、様々な謎の数々が明らかになっていきますが第1作目の素晴らしいサスペンス・ミステリーの雰囲気やテイスト、香りは薄くなって来た感はありますがそれに反比例して血なまぐさいグロ・シーンやスプラッター・シーンが増えましたね。
無傷で帰ってきたホフマン刑事を喉に穴を開けて奇跡的に罠から生還したストラム刑事はジグソウの跡継ぎだと疑い、上司から任務から外れるように忠告されたストラムはジグソウ事件をあきらめられずにいます、何時もの『ソウ シリーズ』のように5人の男女が密室の中で何も分からないままジグソウの危険なゲームに参加させられます、今回は“量刑の軽かった連続殺人犯”でホフマン刑事の妹を殺したセス・バクスターが一つ目のポイント、今回も過去と現在が複雑に絡み合っていて同時進行で5人の男女がジグソウの危険な“死のゲーム”をやることになります。
この5人の中の1人に『24』のクロエの元旦那役のカルロ・ロタに出会えました、シリーズ2作目からプロダクションデザインを務めてきたデヴィッド・ハックルが本作で監督デビューとのことでしたが、今回もそうだけど段々とこじつけというかみたいな雰囲気が感じられましたが、それぞれ観てもある程度は楽しめますがシリーズを観ていた方がストーリーも分かって楽しいでしょうね、僕は幸いDVDを2枚持っているし1〜4まで全て観てある程度ストーリーを覚えているので楽しめましたが、分からなかったり観ていなかったりすると残念ながら分からない部分も出てくるでしょうね。
ラストやジルの描かれ方を観ると間違いなく次のシリーズもありますね、いったい何時まで続くんだと思いながら“続いて欲しい”自分もいます、お勧めします。 |