 | 「ホリデイ」のキャメロン・ディアスと、「守護神」のアシュトン・カッチャーという人気俳優同士が、つまらないという下馬評を覆して大ヒットした豪華共演ラブ・コメディでした。それぞれシリアス作もこなす彼らですが、ここでは持ち前の陽気さを存分に発揮して、楽しいハッピーエンドの作品に仕上げています。 酔った勢いで結婚したもののしらふに戻ってスピード離婚を決めたカップル、だが結婚解消の直前に彼女のコインで彼がジャックポットを当てたからさあ大変、大金を巡って争う2人に裁判所が出した答えとは・・・・。共演は「ザ・グリード」のトリート・ウィリアムズなど。
ウォール街で働くジョイ(キャメロン・ディアス)は、完璧主義が災いして婚約者に逃げられてしまった。一方、お気楽男のジャック(アシュトン・カッチャー)は現実から逃げてばかりでついに仕事もクビになってしまう。気晴らしに出かけたラスベガスで出会った2人は、酔った勢いで結婚するが、しらふになれば当然そんな話は無かったことに。ところが結婚解消直前、ジョイのコインをスロットマシンに入れたジャックが300万ドルの大当たりを引き当てて、所有権を巡る大騒動が勃発する・・・・。
キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーの共演で贈るロマンティック・コメディでした、ラスベガスで出会い酒に酔った勢いで結婚してしまった見ず知らずの男女が、結婚解消直前にカジノで大金を当てたことからその所有権をめぐり対立するドタバタぶりを描きますが、アメリカでは多くの批評家の予測を裏切って大ヒットした作品でした。
ウォール街で働くキャメロン・ディアス演じるジョイは完璧主義な性格が災いしフィアンセにフラれる、同じNYで父親の工場を解雇されたお気楽な男アシュトン・カッチャー演じるジャックはそれぞれ親友を連れて気晴らしにラスベガスへ。 部屋のダブルブッキングがきっかけで知り合い意気投合した2人はその夜酒を飲んでバカ騒ぎし勢いで結婚、翌日事の次第に気付いた2人は一転して険悪モードで婚姻の無効手続きをしようとした矢先、ジャックがジョイの25セントを投入したスロットマシンで300万ドルもの大金を当て、賞金の所有権を互いに主張して譲らない2人はその決着を法廷に委ねるが・・・。 酔った勢いで結婚した見ず知らずの男女だったが婚姻解消の直前にカジノで大金を当てたため、面倒なことになるというお話をキャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーが豪華共演したラブコメディでした、アシュトンとキャメロンがお互いの友達とラスベガスへ行ってホテルの部屋がダブルブッキングされていたことから、この物語は始まりますがお互いが酔った勢いで結婚して離婚するはずがジャックがスロットで大儲けしたことから物語は動いて行きます。
割とこういうシチュエーションというかストーリー展開の物語は珍しくないというか似たお話は沢山あるけれど、演技も上手いし可愛いキャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーが本当に子供ジミた喧嘩というかじゃれあいというか、やっていることが馬鹿らしいんだけどそれが逆に面白くてジャックはジョイの上司の“デカチン・バンガー”に気に入られたりします。
父親役のトリート・ウィリアムスが息子アシュトン・カッチャー演じるジャックに『お前は息子も同然だ』って言って、ジャックが真顔で『パパ、僕はパパの息子だろ』というシーンは笑えましたし、キャメロン・ディアス演じるジョイが婚約者メイソンにサプライズ・パーティーを仕掛けていたら、大勢のサプライズを手伝っていた友達皆の前でフラれたのにも笑えました。
裁判所の裁判長も笑えましたがジャックの弁護人がバカ友のヘイターだったのもおかしかった、裁判長の判決理由やセリフも面白かったですがなかなかお目当てのクイーン・ラティファが出て来ないと思っていたら、裁判所命令で受けなければいけないカウンセリングのトゥイッチェル先生役でした、お互いの親友ディッパーと弁護士のヘイターはあの手この手でお互いを騙し合いなんとか300万ドルを独り占めしようと迫ります。
ジャックの両親のジャック・フラー・ジュニアとジュディーが遊びに家に来て週末のパーティーの誘いを受けとっさにジョイの機転でその場を凌ぎます、今度はジョイの会社の保養所に夫を連れて来いと社長に言われ今度はジャックの機転にジョイが助かり、次第にお互い2人はいい雰囲気になっていきますか・・・。
まさかアイリーン・キャラの名曲『ホワット・ア・フィーリング(フラッシュ・ダンスのテーマ)』で、こんなに感動出来るとは思わなかったです、馬鹿らしいけどなかなか楽しくて面白い映画でした、お勧めします。 |