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「スピード・レーサー」をお勧めします。

言われているよりも、ずっと面白かったです。

画像:SpeedRacer0a.jpg説明
「マトリックス」のアンディ・ラリーのウォシャウスキー兄弟が、日本製アニメ「マッハGoGoGo」を実写映画化した話題作でしたね、数々のギミックや秘密道具をアニメに忠実に再現した主人公の愛車“マッハ号”の大活躍、そしてCGを駆使してジェットコースター以上のスピード感を実現した近未来のレース場面が見どころですね。
主演は「イントゥ・ザ・ワイルド」の若手スターのエミール・ハーシュ、共演は「ペネロピ」のクリスティーナ・リッチで謎の覆面レーサーにドラマ「LOST」のマシュー・フォックス。日本からは「ラスト サムライ」で国際派俳優となった、真田広之が出演していました。


父の設計した愛車“マッハ号”を駆る天才レーサーのスピード(エミール・ハーシュ)。彼はレース中に命を落とした兄の遺志を継ぎ、またその死を乗り越えるために更なる速さを求めていた。ある時、彼のもとに大企業ローヤルトン(ロジャー・アラム)から好条件のオファーが舞い込むが、ファミリーチームでの勝利にこだわるスピードはこれを断ってしまう。だが、その結果同社の怒りを買ったスピードは、裏から手を回してでもレースを完走させないとの脅迫を受ける・・・。


アメリカ国内でも人気を博した往年の日本製アニメ「マッハGoGoGo」を、「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が実写映画化したカー・レース・アクションです、若き天才レーサーが陰謀に立ち向かい過酷なレースに挑む姿をCGを駆使したな革新的映像で描きます。

愛する家族と共にレース事業に携わり父の設計した“マッハ5”を愛車にライバルたちを圧倒するエミール・ハーシュ演じるスピード・レーサー、彼はレース中に命を落とした兄で真のライバルレックスの遺志を継ぐべくレーストラックを疾走。
ある日ロイヤルトン・インダストリーズから好条件のオファーが舞い込むがスピードがこれを断ったことから、不正まみれのロジャー・アラム演じるアーノルド・ローヤルトンはマッハ5に二度とゴールさせないと脅しをかけてくる、スピードは家族と恋人クリスティーナ・リッチ演じるトリクシーに支えられながら正体不明のマシュー・フォックス演じるレーサーXと手を組み、兄の命を奪ったクロスカントリー・ラリーに出場するが・・・。

あんまり話題性のワリにはヒットしなかったしいい評判を聞かなかったので心配していました、たしかに最近のハリウッドは『メイド・イン・ジャパン』や『メイド・インコリア』の作品の映画化やリメイク作品が多いです、「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が日本のアニメ『マッハGoGoGo』に目を付けて映画化したのがこの『スピード・レーサー』ですが、CGタップリの映画で原作の面白さがアメリカ人に通じるのか分かりませんでしたが楽しい作品で安心しました。

あの軽快な『マッハ号のテーマ』が流れてくると無意識にカラダが動いてきましたし、エミール・ハーシュ演じるスピード・レーサーとクリスティーナ・リッチ演じるトリクシーを中心に楽しい物語を見せてくれました、ただアメリカ人に『マッハGoGoGo』の良さが解らなかったのでしょうが流石は「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟、そのCGを多用したアニメのような映像は美しくて見事で“素晴らしいCGは絵に見えてしまう”という映像も、この映画では良かったと思いますし色々な人たちが批判している程ひどい作品だとは思えませんでした。

スピードの可愛らしい弟スプライトルにチンパンジーのチムチムやパパ役が最近増えてきたジョン・グッドマン、ママのスーザン・サランドンにメカニックのスパーキーに謎のレーサーXを演じたマシュー・フォックスに悪役でしたが真田広之さんなどキャラクターたちは魅力タップリでした、“家族の絆”をテーマにした作品でしたがナカナカ素敵な作品でしたしクリスティーナ・リッチ大好きの僕には楽しめる映画になっていました、お勧めします。